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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
今年初めての映画日記は『ムーラン・ルージュ!』 何故これにしたかと言うと、又フィギュア・スケートの話題になってしまうのですが、今シーズンの高橋大輔選手はSPもFPも、そしてエキシビションもどれも素晴らしい演技なのですが、NHK杯のエキシビ以来この映画で使われる「ロクサーヌ」を滑る高橋選手を特に絶賛している私なのであります。昨シーズンもこの曲を何かに使っていた気がするのですが、昨シーズンと問題にならないくらい今シーズンは良いのですよ。 19世紀末のパリ。ナイトクラブ"ムーラン・ルージュ"では、毎夜豪華絢爛なショーで人々を魅了していた。新しいショーの主役サティーンは、パリへ出てきたばかりの青年舞台作家クリスチャンを自分のパトロンだと勘違いしていしまい、それがきっかけで2人は愛し合うようになるが… この作品は随分前に観ていたのに今までアップしていなかったのにはもちろん理由があります。そんなに好きではなかったから。 映像は美しくて、衣裳やセットも素晴らしいし、目の回るようなスピード感があって楽しいのですよ。でも、特に前半は何だかドタバタし過ぎ!それに二コール・キッドマンがキャピキャピし過ぎてキャラに合わない。合わない演技でもやるのが女優ですが、似合ってない。観ていて疲れるんですよね。 大はしゃぎの前半から一変して後半はシリアス。ちょっと極端すぎるのかな。 ミュージカルは音楽がまず第一で、ストーリーはそれより劣ってもしょうがないかも、とは思っているのですが、前半後半があまりに違いすぎるのにも違和感有り。これは女優が他の人だったらもっとすんなり観られたのかもしれません。とは言っても、後半のシリアス部分からは二コールの本領発揮と言う気もしますが。 音楽はビートルズやエルトン・ジョン、マドンナの曲を取り入れていて斬新。 それに、ユアンと二コールの歌の巧さは半端ではないです。ユアンは自分で歌っていると思ってましたが、二コールは絶対に吹き替えだと思っていたので驚き! これって好きな人はものすごく好きなんでしょうけど、私は一度でいいかな。でもユアンの「ユア・ソング」は何度でも聴きたい。それ位彼の歌は感動でした。 MOULIN ROUGE! 2001年 監督:バズ・ラーマン 脚本:バズ・ラーマン、グレイグ・ピアース 音楽:グレイグ・アームストロング、マリウス・デ・ヴリーズ 出演:ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスバーグ サウンドトラック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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