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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪危ないベティ…側にいたら怖いです…≫
ウェイトレスのベティは昼メロに夢中。ある日、麻薬取引で裏切った夫が殺し屋に殺される現場を目撃した彼女はショックを受け、夢と現実との区別がつかなくなってしまう。昼メロの主人公の外科医デイヴィッドに会う為に、彼女は看護師としてLAへ向う。又殺しの目撃者を始末する為に2人の殺し屋達もベティの後を追うが… 何とも奇妙で、面白く、ちょっと空恐ろしい感じの映画でした。 昼メロに夢中な主婦。勤め先のレストランでもテレビに釘付け。そんな彼女が夫の凄惨な殺しの現場を見てしまい、要するにちょっと気が変になってしまうわけです。夢と現実の区別がつかなくなり、昼メロの主人公は本当に実在し、自分の恋人だと思ってしまう。ドラマの中の世界に自分がすっかりとはまり込んでしまうわけですから、怖いですよ。 実際こんな人が自分の周りにいたらはた迷惑だし、どうしたらいいか分からなくなりますね。 でも、先の読めない展開で、絶対に有り得ない話なんだけど結構スムーズに話が進んで行きます。 殺しのシーンはかなりどぎつく目を覆いたくなるのですが、全体のストーリーが夢物語なので、呆れ笑いが出来て、ちょっとスリルも味わえてなかなか面白かったです。 追って行くうちにベティに惚れるモーガン・フリーマンもかわいいじゃないですか。 レニーのあの雰囲気が、このベティ役にはまっていました。 NURSE BETTY 2000年 監督:二ール・ラビュート 脚本:ジョン・リチャーズ、ジェームズ・フラムバーグ 出演:レネー・ゼルウィガー、モーガン・フリーマン、クリス・ロック、グレッグ・キニア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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