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カテゴリ:アメリカ映画
≪UFOの恩返し?≫
先日の『フライド・グリーン・トマト』のジェシカ・タンディつながりで、今日はこの作品を。 ニューヨークの東8番街は、再開発でこのあたりの一番古いアパートも不動産業者から立ち退きを迫られていた。毎日のように地上げ屋から嫌がらせを受けて、我慢できずにアパートを去った者もいる。そんなある日、小さなUFOが老夫婦のもとへ現れて、地上げ屋が破壊したアパートを次々の修復していくのだった。 制作総指揮の1人にスピルバーグがいますので、彼がこれの前から携わって来た「UFO(宇宙人)=いい人」路線が受け継がれています。 とにかくここに出てくるUFOがフライパンよりも小さくてかわいい。 最初に2機やって来てクローニンとタンディの夫婦の部屋を飛び回るのですが、原題にもあるように、このUFOにはバッテリーが入っていません。何ともチャチなUFOなのですが、充電するためにここへやって来たわけです。 この2機は夫婦だったらしく、あろう事か3機の子供まで産んで(?)しまいます。又その子UFOがそりゃあかわいくて、遊び道具にしてしまいたいほど。 地上げ屋に経営しているレストランをメチャクチャにされ、死んだ息子が生きていると信じている少し認知症気味の妻の世話にも疲れ始めていたクローニン、そして他にもいろんな理由で疲れ果てていたここに残っていた住人たちは、このUFOの出現によって元気を取り戻していくのです。 とんでもないストーリーですが、ファンタジーですからこんなほのぼのとした夢を見させてくれるのは嬉しいです。 ジェシカ・タンディは相変わらずちょっと頑固っぽくもあるけれど、お茶目なおばあちゃんを演じていてかわいらしい。 こんなUFOがやって来たら、そりゃあかわいがってあげますとも。存分に充電して行ってください。 BATTERIES NOT INCLUDED 1987年 監督:マシュー・ロビンス 脚本:マシュー・ロビンス、ブラッド・バード、ブレンド・マドック、S.S.ウィルソン 音楽:ジェームズ・ホーナー 出演:ジェシカ・タンディ、ヒューム・クローニン、フランク・マクレー、エリザベス・ペーニャ、マイケル・カーマイン DVD お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.17 17:37:48
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