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テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:アメリカ映画
これも最近ようやく観る事が出来ました。 夫に先立たれた元大統領夫人のテスは、シークレットサービスにしっかりと守られて、オハイオ州の田舎町で暮らしていたが、その窮屈さにわがままの言い放題、し放題だった。主任警護官のダグは3年振りのワシントン勤務復帰に喜ぶが、大統領の命令で又テスの元へ帰ることに。現大統領にも睨みの利くテスの要望だったのだ。二人は反目しながら日々を過ごすが、ある日ピクニックの最中ダグが目を離した隙に、テスの乗った車が突如いなくなり… シャーリー・マクレーンの我がまま気ままな元ファーストレディがとても良かったです。ちょっぴり悪戯心もあり、おしゃれで、凄くチャーミング。こういう役はシャーリーにとてもあっていますね。 一方、何でも規則に従ってもらうように努めているシークレットサービスにとって、彼女の唐突な行動は頭痛の種だけど、一生懸命に任務を果たそうとするニコラス・ケイジも又こういう役ははまり役。 反目しあいながらも、お互いに相手を息子のように、母親のように心の底では思っていて、それがラストの方で自然の成り行きで出てくるところもいい。テスが○○○のわりにはやたら元気がいいところは?ですが、まあ、そこはさっと流してもいいかな。 モーツァルトの音楽の使われ方も、そしてシャーリーの上から下まで統一した色のファッションなんかも見もの。 それにしても、ファーストレディって時には大統領本人より人気があったり、実力者だったりする事がある、って言うのがこの映画でも言われていて、ファーストレディの責任と言うのは日本の首相夫人の比ではないのです。 民衆の前ではどんな時でもパッと笑顔に切り替える。人気のあるファーストレディは、例えその地位を退いても。大変なお仕事ですね。 このタイトルも、邦題の方がステキだと思います。 GUARDING TESS 1994年 監督:ヒュー・ウィルソン 脚本:ヒュー・ウィルソン、ピーター・トロクヴェイ 出演:シャーリー・マクレーン、ニコラス・ケイジ、オースティン・ベンドルトン、エドワード・アルバート、ジェームズ・レブホーン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.16 17:11:11
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