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ある日どこかで

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2007.07.22
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カテゴリ:アメリカ映画
≪何の映画に似てるかって言ったらおしまいです≫


古くて大きな屋敷と言うだけで、何かあるんじゃないか、という気がしてきます。この映画は最初から、そういう見るからに怖そうな何かを画面から感じる事が出来ます。



第二次世界大戦末期のイギリス、ジャージー島。グレースは広い屋敷に娘のアンと息子のニコラスの3人で暮らしていた。夫は出征したまま帰って来てはいない。そして、使用人たちも最近突然いなくなった。新しい使用人を募集しようと思っていた矢先、3人の使用人になりたいという男女が訪れ彼らを雇うが、それ以来屋敷で奇妙な現象が起こり始める…。



面白いですね。私はこういう恐怖を感じられる映画は好きです。ジワジワと恐怖が襲ってきますけど。

子供達が光アレルギーのため、日中はカーテンが引かれ薄暗い部屋の中、部屋を移動する時の決まりごと。そして、時折聴こえる物音。いわくありげな外観と、そして話が進むうちに、やっぱりここには何かがいる、と感じる恐怖。
細かな描写を重ねながら、少しずつ観ている側を恐怖へとかりたてるストーリー展開はとても上手いと感じます。

映像もいい。深い霧に包まれた大邸宅、暗い家の中と、カーテンを開けた部屋に入る太陽の光の美しさの対比。この屋敷の中は外の世界とは明らかに違う、と実感するのです。

そして、二コール・キッドマンが美しく、でも、いかにも神経質そうな母親役を演じていて、彼女の大きな目が見開かれると恐怖も倍増。

多くを語れませんが、○をわかっていないっていう感覚、これが…ですね。(あ~、言えない)結末は似たような映画はいくつかありますが、私はそれでも最後まで騙されました。でも、それで良かったかな。こういう作品は、途中でオチがわかってしまうと興醒めですから。

ラストシーンの窓に立つ3人の母子の姿が何とも物哀しいのです。


THE OTHERS
2001年
アメリカ/スペイン/フランス 
監督/脚本:アレハンドロ・アメナーバル
出演:ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン、クリストファー・エクルストン、エレイン・キャシディ、エリック・サイクス、アラキーナ・マン、ジェームズ・ベントレー


DVD





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Last updated  2007.07.22 16:15:45
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ETCマンツーマン英会話@ Re:『マイ・レフトフット』(05/09) 『マイ・レフトフット』を調べていてこち…
hoshiochi@ Re:☆君を想って海をゆく☆(03/18) はじめまして、こんばんは。私もこの映画…
Maria@ 残念ですけれど… まだまだ未読の映画レヴュー…少しずつ読め…
伊場拓也@ Re:Somewhere in time!(03/24) 同じ思いかも?考え所ですかね。
こぶたのベイブウ@ Re:Somewhere in time!(03/24) リラさんのブログ、今まで楽しく読んでい…

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