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カテゴリ:アメリカ映画
ありきたりなストーリーかもしれませんが、好きな映画でした。 マンハッタンのモデルエージェンシーで忙しく働くヘレンは、華やかな世界で毎日シングルライフを謳歌していた。ある日、一番上の姉夫婦が突然事故死してしまう。ヘレンには2番目の姉で良妻賢母のジェニーもいるのだが、亡くなった姉の遺言状には3人の子供達の後見人にはそのジェニーではなく、ヘレンが指名されていた。子供達を引き取り、新しいアパートのあるクイーンズに引っ越してきたヘレンだが… 華やかな世界から急に3人の子育てをしなくてはならなくなったヘレン。マンハッタンからクイーンズへと移り、仕事もクビになり、着ているものも流行のファッションからジーンズやTシャツへと動き易いものに変わっていきます。 姉の思いを引き継ぎ一生懸命に子育てしようとするのですが、血はつながっているとは言え、いきなり年頃の高校生から幼稚園までの子供達の綱とり、そして親を亡くした悲しみを癒やせない子達への対応はなかなか上手くいきません。 悪戦苦闘なのですが、元来遊び人でお茶目なヘレン。そんな役にピッタリなケイト・ハドソン。悩み、もがきながらも周りから助けてもらい、ヘレンも子供達も成長していく様子が実に微笑ましく、温かい。 キャストがこの作品の出来を左右しているかもしれません。 ケイトはもちろん、脇を支える俳優陣も又いいです。 二番目の姉のジェーンは、正に良妻賢母。ちょっと融通の利かない厄介な存在でもあります。だけど、いざと言う時に頼りになる人で、その真面目さと同時におかしさを備えた役どころに、ジョーン・キューザックがはまり役。 子供達の通う私立学校の校長で牧師でもあるダン。彼はヘレンの恋の相手へと発展しますが、ジョン・コーベットって好きな俳優なんですよねー。こういう顔に弱い(笑)。 そして、モデルエージェンシーの上司にヘレン・ミレン。いいですねー。合っています。それに、マーシャル監督作品ではおなじみのへクター・エリゾンドも出ています。 子役達が、いろんな映画やテレビで観た子達ばかり。みんな大きくなっていて、感慨深いものがありました。 ただ、又邦題なんですが、ゲイリー・マーシャルだったら何でも『プリティ』をつけたがるのですかね?それで観る気が失せる人もいるんじゃないかって疑ってみたくもなるのですよ。実際私は、タイトルを見ただけではこんな内容だとは考えもしませんでしたから。安易なつけ方している気がしてならないな~。 RAISING HELEN 2004年 監督:ゲイリー・マーシャル 脚本:ジャック・アミエル、マイケル・ベグラー 出演:ケイト・ハドソン、ジョン・コーベット、ジョーン・キューザック、ヘイデン・バネッティーア、スペンサー・ブレスリン、アビゲイル・ブレスリン、ヘレン・ミレン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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