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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪ハリウッドを風刺したドタバタコメディ≫
ピーター・セラーズとブレイク・エドワード監督のコンビがおくるドタバタコメディ。これ、子供の頃以来大好きな映画です。2度位テレビで放映されたのをみたのですが、もう随分長い事観ていなくて、でも時々思い出して観たくなっていましたが、DVD化されて嬉しかったです。 映画出演のためハリウッドにやって来たインド人俳優のバクシ。彼は撮影中へまばかりやっていたが、とうとう大掛かりなセットを壊してしまいクビになってしまった。そんな時、手違いで映画関係者ばかりが集まるパーティに彼は招かれるのだが…。 ハリウッドのパーティ。バクシにとっては初めての経験で全てが珍しい。そして、その珍しいものを目にすると思わず触ってみたくなる・・・。うーん、わかるのですけどね、その気持ち。彼の好奇心や間抜けさがどんどんエスカレートしていって、先のオチや結末は何となくわかっているんだけど、そのハラハラ感やたまに肩透かしにあう所がたまらなく面白い。ドリフのコントと同じようなものですが。 だんだん酔っ払っていくウェイターや、何度もプールに落ちるこの家の奥様、パーティに招待されたバクシ以外のキャラクターも個性があって、行動が面白くて、バクシを中心としたパニクる面々の慌てぶりやおとぼけ振りがたまらなく好みです。 台詞はあまりないのですが、少ない台詞や動きで笑えるセラーズはやっぱり面白い。 バカばっかりやってしまうとんまなバクシに時々呆れながらも、最初から一人浮いていて周りからちょっと冷たい目で見られている彼にずうっと同情的なのでした。でもラストはちょっとカッコよかったりして…。 久しぶりに観たけど、やっぱりバカバカしくて、楽しくて好きです! THE PARTY 1968年 監督:ピーター・セラーズ 脚本:トム・ウォルドマン、フランク・ウォルドマン、ブレイク・エドワーズ 音楽:ヘンリー・マンシーニ 出演:ピーター・セラーズ、クロディーヌ・ロンジェ、マージ・チャンピオン、スティーヴ・フランケン、ディック・クロケット 他 DVD お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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