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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪ホンワカと幸せな気分になれる≫
ニューヨーク、マンハッタンに暮らす弁護士のボブと資産家の娘で趣味がボランティアのステフィ夫妻、そしてその子供達はペントハウスに住み、一見何の不自由もない生活をしているように見える。しかし、それぞれに恋の悩みがあり・・・ ウディ・アレンのミュージカル作品。春爛漫のニューヨークから始まり、四季を通してニューヨーク、パリ、ヴェネチアと豪華なロケーションを楽しめます。 ステフィの前の夫でボブと親友のアレンは作家。パリ在住ですが、悩み事があればしょっちゅうニューヨークに帰ってきてボブ夫妻に愚痴をこぼす。相変わらずのアレン、と言う感じです。 キャストが豪華で、キュートなお嬢様のドリューがチンピラのティム・ロスに恋したり、若き日のナタリー・ポートマンも出演。エドワード・ノートンも笑わせてくれるし、相変わらずかわいいゴールディ・ホーン、そしてアレンが恋する相手は今回ジュリア・ロバーツ。その彼らが吹き替えなしでミュージカルに挑戦。お世辞にもものすごく上手いとは言えないけれど、でも雰囲気はいいし、往年のミュージカルナンバーやスタンダードナンバーも聴けて嬉しい。 たわいもないお金持ちの一家とアレンの物語で、ミュージカルとしてどうこうよりも、何か楽しい気分にさせてくれて、嫌いじゃありません。 リベラルなボブと超保守派で共和党指示のその息子の言い争いも面白いし、お嬢様ドリューの予期せぬ行動や、ゴールディーママのちょっとお馬鹿っぽい雰囲気が又可愛くて、持ち味が活かされています。 内容は薄っぺら、と言えばそうだけど、アレンとゴールディーのダンスシーンなんてとってもステキだったなぁ。 EVERYONE SAYS I LOVE YOU 1996年 監督/脚本:ウディ・アレン 音楽:ディック・ハイマン 出演:ウディ・アレン、ゴールディー・ホーン、アラン・アルダ、ドリュー・バリモア、ギャビー・ホフマン、エドワード・ノートン、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、ルーカス・ハース、ティム・ロス 他 オリジナルサントラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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