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テーマ:おすすめ映画(4068)
カテゴリ:アメリカ映画
気がつけばもう師走。 昨日まで怒涛のごとく忙しかったのですが、本日その忙しさからも解放されてほっと一息。でも、午前中はやらなければならない事がたくさんあって、頑張って終わらせました。さあ、久々に映画日記を! アップしたい映画は山ほどあるのだけど、さあ、どれにしようか、と思ってまずは「あ」行から、と考えたらまず頭に浮かんだのがこの映画でした。「ふ」行での始まりですが、「プラダ」よりも「悪魔」のキーワードに反応してしまったのです。 ジャーナリストを目指しニューヨークへやって来たアンドレア(アンディ)は、希望とは別の一流ファッション誌の編集長ミランダのアシスタントに就職が決まった。おしゃれには無頓着なアンディだったが、次へのステップと言うぐらいに考えていた。ところがこのミランダ編集長は、誰もが恐れる業界のカリスマで、昼夜を問わずアンディへの要求は凄まじく・・・ いわゆる新人女性社員がいろんな事がありながら成長していくありがちなストーリーです。冴えないファッション誌の社員が、いろんな経験をしながらおしゃれになり、美しくなり、内面も成長していく過程をテンポ良く、そしてファッション業界をテーマにしているので、もちろんいろんなファッションを観させてもらえて楽しかったですね。 アン・ハサウェイが美しくなって行くのはもう『プリティ・プリンセス』で観ていたので、ちょっぴり「又か」と言う感はなくもないのだけど。 メリル・ストリープのミランダがいいですね。そりゃあ、アンディに不条理な要求を突きつける鬼編集長、嫌な役どころだけど、思いっきり怖くて嫌な奴で、でも本当の彼女の弱い部分をさすがに彼女は上手く演じていました。もうチョイ若い女優でもよかったかな、という気がしなくもないですが、美人だけど冷たい印象もある顔立ちのメリルには結構当たり役かもしれません。ヒステリックに叫ぶのではなく、一段低い声で圧力をかけるのがツボでしたねー。本当に怖いのは低いトーンで抑揚をあまりつけずに話す事なんですよね。 あとは、脇のエミリーブラントやスタンリー・トゥッチが良かったですね。 理不尽な鬼ボスの要求に耐えているアンディにちょっとイラッとしたりもしますが、仕事ってそんなもんですよね。 トップに上り詰めるには何かを捨てたり、諦めなければならなかった。そんなミランダと別の道を歩もうとするアンディ。 ラストの車の中でのミランダの微笑みの意図するものは・・・? 楽しくて、飽きない映画と言う事で、特に女性にはおすすめ。 THE DEVIL WEARS PRADA 2006年 監督:デヴィッド・フランケル 脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ 原作:ローレン・ワイズバーガー 『プラダを着た悪魔』 出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、エイドリアン・グレニアー、トレイシー・トムズ 他 プラダを着た悪魔 <特別編>(DVD) ◆20%OFF! 《送料無料》(オリジナル・サウンドトラック) プラダを着た悪魔(CD) プラダを着た悪魔(上) プラダを着た悪魔(下) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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