|
テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
もう20年も前の作品か…とちょっと感慨深げ、でもないですが、本当に月日の経つのは早いな~と思います。 オリバーとバーバラは大恋愛で結ばれ17年が経った。一男一女に恵まれて、オリバーは法律事務所で出世、幸せそうな家庭である。ある日バーバラは以前から気になっていた豪邸を手に入れる。彼女は家の細部に気を払い調度品も素晴らしいものになった。しかし、やがて虚しさが彼女を襲う。そして彼女は、パーティー用ケータリングの仕事を始めそれに熱中し始めると同時に家事はおざなりになってしまい、オリバーへの愛が冷めてしまった事にも気づいてしまい… ローズ夫妻は熱烈に愛し合って結婚するのです。しかし、愛というものは永遠ではないのですね。もちろん愛に情けが伴い何十年と愛情を保って添い遂げる夫婦もありますが、最初の頃の想いはどこへやら?と、情けも何も伴わず、仕舞にはこの夫婦のように大喧嘩をして別れる夫婦もあるわけです。このバーバラとオリバーのようなのは現実にはないかもしれません。しかし、世界中のどこかでは近い事が起きているかもしれませんね。 『ロマンシング・ストーン』のコンビが時には笑いを誘い、でも、根底で思いっきり怖ろしい夫婦を演じるブラックコメディ。 未練がある夫に対して、一度嫌になったらもう絶対になびかない妻。男と女ってこういう図式は多いに有り得るんで、やっぱり怖いですね~。特に、バーバラ役のキャスリンは、怖い女が似合いすぎてド迫力ですから。 友人の弁護士が自分の依頼主に、ある夫婦の悲劇を話して聞かせる展開で始まる手法は面白いです。 THE WAR OF THE ROSES 1989年 監督:ダニー・デヴィート 脚本:マイケル・リーソン 原作:ウォーレン・アドラー 出演:キャスリン・ターナー、マイケル・ダグラス、ダニー・デヴィート、マリアンネ・ゼーゲブレヒト 他 ★数量限定!【40%OFF】ローズ家の戦争/サンドロット-僕らがいた夏/David Newman 【古本】ローズ家の戦争/ウォーレン・アドラー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|