|
テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
静かな田舎町に幸せに暮らすアダムとバーバラは、ある日橋から車ごと落ちて死んでしまう。自分達が死んだ事に気づかない二人。しかし、「新しく死者になった者へのガイドブック」を見つけ、死んだ事を納得。そんな時、自分達の家へ新しい住人が引っ越してきた。彼らを追い出そうと、アダムとバーバラは幽霊として脅かそうとするが・・・ ティム・バートンの初期の頃の作品ですが、悪ふざけと言うか何と言うか。でも、彼の色合い、小道具、は満載です。それが私にはツボでして、内容云々よりも妙に楽しめました。 新しい住人の一人娘にウィノナ・ライダー。彼女がゴシック調の衣服を身にまとい暗い雰囲気なのもここではすごくいいですし、その彼女が次第に元気になって行く様も又良い。 『ホーム・アローン1,2』で、何度も息子を置いてけぼりにしてしまう母親役のキャサリーン・オハラも強烈な個性。 アレックとジーナが若いですね~。それもそのはず、もう20年も前の映画です。 そして、ビートルジュースのマイケル・キートン。絶対に彼だとわからない、ってくらい濃くて凄いメークで、メチャクチャはじけまくって、人間を追い出すトラブルメーカーのバイオエクソシストを演じています。もう、お下品ッたらないわ。 とにかく登場人物がみんな強烈な個性を持っているので、新米幽霊のアレックとジーナは、まだ霊界に慣れていない、人間とも幽霊ともわからないようなあやふやな雰囲気がよく出ていました。 それに比べて、この一家のパパとママの方がよっぽど化け物。 奇想天外、奇奇怪怪。でも、何かやめられない、そんな作品でした。 ディナーに集まって皆で踊る「バナナボート」が笑えます。 大爆笑とはいかないし、好き嫌いは分かれる作品かもしれませんが、私は 「好き」 ですね。 BEETLEJUICE 1988年 監督:ティム・バートン 脚本:マイケル・マクダウェル、ウォーレン・スカーレン 出演:マイケル・キートン、アレック・ボールドウィン、ジーナ・デイヴィス、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、グレン・シャディックス 他 ビートルジュース(期間限定)(DVD) ◆20%OFF! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|