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テーマ:最近観た映画。(40092)
カテゴリ:アメリカ映画
マックスは、ロンドンの金融業界で名を轟かせる敏腕トレーダー。多忙な日々を送る彼のもとに、10年も疎遠にしていた南仏に住むおじが亡くなったとの報せが届く。プロヴァンスでシャトーとぶどう園を所有していたおじの遺産相続人であるマックスは、それら全てを売却するつもりでプロヴァンスへ向かったのだが… 「リドリー・スコットがこんな話を撮ったんだ…」鑑賞直後の感想です。 子供の頃は毎年おじのシャトーで夏のバカンスを過ごし、おじからいろんなことを教わったマックス。しかし、今では仕事の鬼と化し、お金儲けの事で頭はいっぱい。大切な想い出のいっぱいつまったシャトーもぶどう園も売却しようとしていたのだけど、おじとの想い出が至るところで蘇り心が揺れる。そこへ美女が登場し、一目ぼれしたマックスは彼女にアタック、断わられてもしつこく攻め寄る。そして又謎の従妹も現れて。株の事ばかりだった男が人間らしさを取り戻す、と簡単に言えばそんな話でしょうか。 だいたい、マックスの子供の頃を演じるのがフレディ・ハイモア。それが大人になってラッセル・クロウになるのがどうしても解せない、違和感だらけ。ラッセル・クロウはイギリス人って感じじゃないなァ。同じくスコット監督の『グラディエーター』でも、ラッセルはどう見てもスペイン人には見えなかったのだけど。 ご都合主義の映画と言う印象が拭えないし、期待するとがっくり来ると思いますが、暇つぶしにプロヴァンスの美しい風景を堪能するのにはいいと思います。 ラストもね~、そんなんでずっと続くのかしら…? いつか飽きてしまいそう。原題からすると、やっぱり後は続かないんじゃないだろうかって。そんな感想を持ってしまいました。 A GOOD YEAR 2006年 アメリカ 監督:リドリー・スコット 脚本:マーク・クライン 原作:ピーター・メイル 「プロヴァンスの贈りもの」河出書房新社 出演:ラッセル・クロウ、マリオン・コティヤール、アルバート・フィニー、フレディ・ハイモア、アビ-・コーニッシュ、ディディエ・ブルドー、トム・ホランダー、イザベル・カンディエ 他 【23%OFF!】プロヴァンスの贈りもの 【角川映画 洋画セレクション ¥1890(税込)】(DVD) 【中古】afb【古本】プロヴァンスの贈りもの/ピーター・メイル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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