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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
22世紀。戦争で負傷し下半身不随となったジェイクは、車椅子の生活を余儀なくされていた。元海兵隊員の彼は“アバタープロジェクト”にスカウトされる。 人類は地球からはるか彼方の惑星“パンドラ”で、この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた「アバター」を作る事で、莫大な利益をもたらす希少な鉱物を採掘する為の事業を成功させようとしていた。その為に人間はアバターに意識をリンクさせ、遠隔操作でパンドラで生活しナヴィとの交流を図っていた。 超娯楽大作、面白かったです。 ストーリーとしては、先住民が自分たちのペースで生活しているところに地球人がやってきて、先住民を取り込み、そして結局は争う話で、今までこの地球で、世界中で起こってきた事を、宇宙規模で描いたのです。話としてはよくあるもので珍しくはありません。ただ、アバターに意識をリンクさせて遠隔操作で云々、と言う文章ではちょっとわかりづらいものも、映像で観ると判るし、とにかく全体の映像が斬新でアバターの青も美しいです。これは、映画館の大スクリーンで観るべき映画でしたね。あんなに話題になっていたし、観た人から面白いと言う話も聞かされていたのですが、公開当時は何故か不思議と観る気が起きなかったのです。 ナヴィの都合は全く無視で自分たちの都合を最優先し、好き勝手に振舞う人間たちには閉口しますが、CGの完成度は素晴らしいと思います。自然との繋がりを考えさせられ、貴重な自然や家族を愛おしむ作品に仕上がっていました。仲間の大切さも何かと似ている。CGとアクション、ちょっと見慣れない異星人の様子など『ロード・オブ・ザ・リング』と似たような感じもするのですが、だとしたら、私は『ロード・・・』の方が好きです。 元妻と最後まで争ったこの年のアカデミー作品賞。超が付くほど大ヒットした映画ですし、実際長さを感じず面白かったのですが、余韻は残りませんでした。まあ、DVDで観たことに起因するのかもしれませんが。 AVATAR 2009年 アメリカ 監督/脚本:ジェームズ・キャメロン 出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス 他 【25%OFF】[DVD] アバター(初回限定生産) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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