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2014.04.15
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カテゴリ:ふる里忘れがたく

 


           じくじくと里心など引きづるなとでも言いたげな、次なる現実が手元に届いた。

           固定資産税の納税通知書だ。


           家が買えるほどの家賃を住みたくない場所に払い、住みたくても住めぬ土地の税金まで…。

           何十年も偲んだ土地を、自分が処分しなければならないだけで哀しいのに、なんだか悔しい。

           見る影もなく荒んでいたのがせめてもの救いと思わなければ。それだって、充分悔しいのだが。

           今住んでいる場所に約800平米もの宅地を持っていたなら…皮肉なもんだ。

           去年から予想はできたが、この理不尽をどこにぶつけたらいいのかわからんぞ、クソジジイ×2。

           所有者は誰なんだい?男ども。


           誰からだったか、子どものころ山はうちのものではないと聞いていた。

           なので弁護士にも云ってない。まさか、山林があるとは…。地番が違うんだ…。

           父方の叔母が言っていた、山があるから余計売れないというのは、本当のことだったのか。

           これは…市に買い上げてもらえるだけでも、叶えば御の字なの?

 

           一方で、伊豆の銀行からまだ書類が届かない。こちらが動けないでいた時は、催促してきたのに。

           これはたぶん…怒りなんだろうな。ずいぶん諦めに似た怒りで、次第に腑抜けた気分になる。


           とりあえず、次はあの土地を何とかすることが最優先か…。

           せめて松茸でも生えるような山だったらよかったの?不動産のことなど、全くわからない。

           家屋の滅失登記ができたとしても、実際の解体撤去に費用は掛かる。

           整地するにしたって、あのガラクタの山…。よりによって家電品。


           実りがないことは理解していたけど、放置車両1台のオマケつきで、重ね重ねありがとお…。

           父方の叔母は、肩の荷が下りて清々していることだろう。不測の事態が起こらぬうちに、

           速やかに処分したいのだが。腹くくるより、先に首くくった方が速いかな…。

 


              おまえ、あのなあ...

 

 

おまえ、あのなあ...        

 

 

                                                               おまえ、あのなあ...

 

            それで…何から始めりゃいいのさ。

 

★ Ministry - Bad Blood ★






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最終更新日  2017.12.17 06:16:10
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