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カテゴリ:Around Jun
穿刺の痛みと言えば、思い出す。亡夫は一時期、疼痛管理のために硬膜外ブロックをしていた。 あれは、二度目の抗がん剤治療の時だったか、座薬のモルヒネが吐き気が強くて困っていた。そ こへもってきて、さらに抗がん剤による吐き気。嘔吐は体力を奪うこともあり、吐き気止めも処 方されていたはずだけど、あまり効果はない印象だった。 背中から背骨の硬膜外に刺した細いカテーテルには、一週間分の鎮痛剤が入ったメモリの付いた 一応風呂には入れるものの、その部分が湯に浸からないように、湯舟には背中の中ほどまでしか 見えない背中やシリンジを気にしながら湯に浸かったり体を洗わなければならないため、風呂場 なにせ、カテーテルはフィルムの上部から出ているので、上から背中に湯をかぶるとカテーテル 彼は「手間をかけてごめんね」って言ってくれたけど、とんでもない。私は彼のために何かを手 ある日病室へ行くと、「硬膜外のカテーテルを抜いたんだ。うつ伏せになれるのがうれしくてし 硬膜外ブロックをやめるまで一度も刺し直さなくて済んだのは、よかったよかった。大抵の人は 医師が当初コンチンを使わなかったのは、その当時コンチンの方が吐き気が起きやすいとされて いろいろ、本当にあれこれとつらい経験に耐えても、耐えてもなお悪化する症状。やがてコンチ 彼の最期の日に、後輩に譲った車の調子が突然悪くなったんだよねと、後輩が話してくれたっけ。 No way… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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