人間の巨大化について、考えてみた。 その1
昔から、人間が巨大化する、みたいな映画ってあるじゃないですか。アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマンも、そんな作品ですけど、ちょっと気になることがあるんですよね。人間が巨大化すると、人体自体はどうなるのか。ってことなんですけど。考えられるのは2パターン。まずは、「無増殖巨大」巨大化する際に、細胞は全く増殖することなく体積だけが増えていくパターン。細胞が増えないため、大きくなっていくときは細胞の配列が変わっていく。まあ、つまり、薄っぺらくなっていくイメージかな。で、細胞が増えないから、体重は元の大きさのときのまま。例えば、身長160cm、体重56kgの女性が身長20mになっても、体重は56kgだということ。この状態だと、身長が12.5倍になっているから、体前面の体面積は、約125倍でいいのかな?これだけの面積が増えると、従来の身長のときに「あ、今日は風が強いな。」って思うくらいの風を巨大化したときに受けると、どうなるんでしょうねえ?なんか、前に進むことはおろか、風に煽られてフラフラ~~バッターーン!ってなっちゃうんじゃないかな。というか、「パタン」か。で、皮膚は従来よりペランペランに薄くなっているから、ビルの角とかに引っかかって、「ビリビリ~」。電柱が「プス」っと刺さっちゃう。とは、書いたものの、血液も増えないから死んじゃうか。まあ、でもせっかくだから無事巨大化して生きていたとしよう。ただ、映画では大抵、歩くと「ズッシーン!ズッシーン!」と、地響きを立てて歩き、歩いた後は地面が足形にへこむことさえあるのが普通だから、パターン2の方が多いのかな。では、パターン2は、名付けて「増殖巨大」。・・・・・・・・・・・・・つづく