心配されてしまいました。
他人には、もどかしく見えてるんだな・・・。 今週は、どうにも疲労が溜まってしまって、「早く週末来てくれ」って心から願っていたはずなのですけど、いざ週末になると「何をしよう?」って考えてしまいます。この週末も、何をしようかと途方に暮れていましたところ、ケータイに着信アリの文字が。電話をくれたのは、最近よく一緒に飲んでいる友達。「おお、飲みのお誘いか?」と電話をかけ直すと、なんとも合コンの緊急ヘルプではないですか。さっそく名駅に急行し、楽しく飲み会。いやあ、本当に楽しかったですよ。なにせ、晩ご飯すら何を食べようか決まっていなかったのに、一人で食べるどころか、7人でおしゃべりしながら楽しめたんですからね。そんな帰り道、結構飲んでいたけど楽しい気分だったから、いつものバーへフラリフラリと。そこでも楽しいお酒を飲めた・・・・・・・・はずだったんですけどねえ。バーのマスターにお説教されてしまいました。というより、心配されちゃったんですけどね。「君は、もう少し遊びなさい。」って。理由は、風俗やキャバクラの話題になっても乗ってこないし、興味もない。趣味らしい趣味の話もしない。何よりも、周りに女っけがなさすぎる、ってことと、せっかく合コンを企画しても手を出す気配がないのがもどかしかったのが、あるきっかけで爆発したようだ。あるきっかけとは、マスターが以前企画してくれた合コンで、最後にまとめきれずそのまま何もなかったかのように終了してしまったのだが、その話題がお店に行くたびに知り合いから「どうなったの?」「だれとも続いてないの?」って聞かれるんで、つい「あれはありえない。ちょっと無理。」って思わず言ってしまったこと。酔っていたとはいえ、思わず出てしまった本音。しまったと思ったときには既に遅し、だよねえ。いえ、無理というにはそれなりの理由があるんですけどね、ただマスターの一言が正しいからその理由も言い訳にしかならない。「どんなときでも楽しまなきゃダメだよ。」これを言われると、ワタシとしてはなんとも応える。このマスターの一言は、ワタシにとって一番大きいコンプレックスかもしれない。実は、ワタシが今一番変わろうとしている部分だと言ってもいいことなんです。ワタシはここ3年あまり、仕事のことばかり考えてきました。まずは会社の仕事のことで、さらに将来独立しても暮らせる自信を付けるために、週末もセミナーや講習を受けて勉強していました。そうしたらビックリ。先月貯金も底をついてしまいました。なにか確かな成果が出ている気もするし、そうでもない気もするし、と考えながらも活動費もとりあえずなくなったので、一息ついて自分を見つめ直してみると、遊べなくなっている自分がいることに気づいてしまったんです。まあ、昔から遊び上手だったわけではないんですけど、それでももう少し友達とも遊びに出かけていたし、女の子とも遊んでいたよなあと。それが、今はたしかに女っけはない、遊び友達も減ったし増えていないし。このことが、すごく気になっていたんです。だから、飲み会も積極的に参加して、女性ともなるべく接触するように周りを変えていってるところだったんです。もちろん、今まで通り勉強も続けながらですよ。だから、本当ならば自分がちょうど考えていたことを指摘されても大したダメージはないはずなんだけど、やっぱりズバリ言われちゃうと、こたえますなあ。酔いもすっかり醒めて、約1時間こんこんとダメ出しをされました。ものすごくへこんだけど、マスターは本当に心配してくれてるんだなあと思うと、どこかで感謝の身持ちも芽生えるんだから、自分もずいぶん成長したなあとも思います。今時なかなかいませんよ。本気で心配してくれる人。ましてや、バーのマスター。そんな説教したら毎月の売り上げが計算出来る客を逃がすリスクもあるだろうに。自分ではすごく変化しているつもりでも、周りの人には全然伝わっていなかったんだなあ。それどころか、もどかしさを感じさせて心配をかけてしまうなんて。「もっと色々と経験しなければダメだ。」か。遊び方っていうのは、100人いれば100人それぞれに合った遊びがあるだろうけど、まずは経験したほうがいいよねえ、そりゃあさ。自分はまだまだ至らないなあ。