132132 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

のんびりうさぎカフェ

のんびりうさぎカフェ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

13うさぎ

13うさぎ

カテゴリ

日記/記事の投稿

バックナンバー

October , 2024
September , 2024
August , 2024
July , 2024
June , 2024

フリーページ

April 2, 2005
XML
カテゴリ:時のたまてばこ
生まれ育った会津の郷土料理「こづゆ」をつくりました。


本当は我が家ではお正月にしか作らない料理だけれど、
オットがサトイモを大量にむいてしまい・・・。

サトイモ・・・ほうってあったのではなくて、そこに保管してたんだよぉ・・・。
すっかり皮むいちゃって、こんなにどうすんの~?

で、、ここのところサトイモづくし。。(^^;)


「こづゆ」は干したホタテの貝柱でおダシをとり、
サトイモ、人参、細竹の子、きくらげ、糸コン、干し椎茸、豆麩などを
入れて作ります。味は薄めのお醤油味。

決まりは奇数の種類の材料にすること。
写真のは角切りにしてしまったけど、人参は銀杏切りが正しい。


。。。。。。。

こづゆはもともと、江戸時代に会津藩の武家の間で作られていた格式の高い料理です。
祝い事など特別な席があったときにふるまわれた本膳料理で、
それが庶民の間に広まり、会津地方を代表する郷土料理となったものです。

会津地方におけるお祝い事の本膳料理では
一の膳が運ばれて厳粛な雰囲気で宴がすすみ、
その後「会津めでた」が歌われ、
二の膳の一つとしてこづゆがふるまわれます。
それから本格的な祝宴がにぎやかにはじまるのです。

会津の人は御膳の料理には手をつけずに家族のために持ち帰る。
そのため、こづゆを酒菜としてお酒を楽しんだのです。

これは会津独特の食文化で、
子供の頃、父親が宴会からお土産に持ち帰る折詰めが楽しみでした。

こづゆは二杯、三杯とお代わりしてもよいという慣わしがあります。

だから何杯もおかわりしてもいいように、
朱色の「手塩皿(てしおさら)」という漆器の小皿に盛られます。

会津の人の漆器への強いこだわり。。
手塩皿には、手塩にかけたご馳走ぶりが一目で分かるようにとの
意味があるそうです。

手塩椀


「こづゆ」を盛るのは、手塩皿でなければ。。

結婚して家を離れる時、
私は5個の手塩皿をいっしょに持ってきたのでした。


会津にはニシンを漬けるために作られたニシン鉢もあったなぁ。
その話は山椒の新芽が美味しくなる頃にでも。。



明日は、アワとサトイモのコロッケ・・・?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  April 2, 2005 08:59:27 PM
[時のたまてばこ] カテゴリの最新記事


カレンダー

お気に入りブログ

紙のゴミは裏庭で焼… New! ミソジXさん

アトリエ  Feel...… 喜び&楽しみ☆さん
買ってよかったお取… akoyahime.さん
私の日記 アコ丸さん
なんとなく、おいし… chiamama9さん

© Rakuten Group, Inc.
X