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カテゴリ:本
頼んだ本がセブンイレブンに届いた。 たいてい本はアマゾンで買うのだが 今回はこの本のみなので送料を浮かすため セブンアンドワイで購入。 コンビニで本を受け取るなんて、なんかおもしろ~い!! まぁ・・・ね・・コンビニで雑誌を買うようなもん何だろうけど コンビニと言うだけあって便利だわ。 と言うわけで、この映画にはまっている私は 待ち遠しかった本を手にすると一気に読んでしまいました。 やっぱり本を買って良かった。 芥川龍之介の「藪の中」と同じような構成。 著者自身が「藪の中」を意識しているからだと思うが これがなかなかいい。 兄が今までずっと押さえてきた物を一気にはき出すシーンや 智恵子が兄に抱いていた安心感と恐怖心 分かりすぎるぐらい分かる。 改めてこの二人の主人公を演じきった香川照之とオダギリジョーは凄いと思った。 微妙な心の変化の揺れを、作者の意図通り表現していたと思う。 二人の母や父親、叔父 智恵子とその母 バイトの洋平 それぞれの背景が分かることでより深くこの作品を味わう事が出来た。 本が原作になっている物は、きっとこんな風に読むことは出来ない。 映画のために書かれた物なので、両方をバランスよく楽しむことが出来た。 本を読んだ人は是非映画を。 映画を見た人は是非本を読んで欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月17日 16時27分58秒
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