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カテゴリ:本
発売と同時に買ってしまった。 でも、読むのがもったいなくて ずっと飾ってあった(^o^) でも、この冬、腰を痛めて接骨院通いになったので 待ち時間を利用して読むことにした。 読み出せば伊坂の小説のこと。 すぐに読んでしまった。 一人の青年が自分の知らないうちに 大きな国家的権力?をバックにした闇の組織によって 総理大臣殺しの犯人として追いつめられていく。 主人公を取り巻く 大学時代の友人や元恋人 職場の人々 それが螺旋のように 繋がり合って 物語が展開していく 相変わらずの 会話の面白さや 主人公「青柳」の票票とした中にも 強さとやさしさを持つ人柄に惹かれる クライマックスではちょっと尻すぼみのような所もあったが ラストシーンはなかなか良かった。 青柳のお父さんがなかなか良いキャラで 好きだなぁ・・。 元恋人の樋口はなぜ彼と別れたのか とっても不思議だったけど 彼の真の強さが結局見抜けなかったのかな?? それともこういう状況が彼を強くしたのかな?? まぁ・・どうでも良いけれど 別れた女を失望させなかった「青柳君」はいい!! にしても、政治のことはよくわからないけれど 伊坂の作品に出てくるような「総理大臣」 今の日本には必要な気がする。 なんだか福田さんの会見を見ていると「イライラ」してしまうのは私だけ~~~?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月29日 09時43分42秒
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