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カテゴリ:本
東野圭吾の作品。
去年映画化されたようです。 映画は見ていません。 やっぱりいいですね。 一気に読みました。 ラストのシーンは涙があふれました。 日々色んな犯罪が起こっているのだけれど 犯罪者には当然家族・親戚がいる。 自分がしたことでなくても 罪を犯した人間が身内にいれば 同じように世の中の制裁を受けることになる。 兄が自分のタメに強盗殺人を犯したことで 弟は、自分の人生の全てのことに「諦める」という 選択をしなくてはいけなくなってしまった。 辛い運命を背負ってしまった弟だが 自分の人生を一生懸命に生きようとする。 肉親の情と社会の差別との板挟みに 苦しみながら自分なりの結論を出していく。 深く考えさせられる、お勧めの一冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月24日 14時18分50秒
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