ウエディング 10話
スンウさんのことを信じられなくなったと悲しむセナちゃん。そんなセナちゃんを見て心が痛いスンウさん。セナパパが結婚のときに用意してくれたヤンピョンの家から入ってくる朝日が大好きだったセナちゃん…スンウさんと一緒にその朝日が見たかったセナちゃんだったけど、結局は別々の部屋で朝を迎える二人…。BBクラブでスンウさんは精敏さんに自分の不純な思いを打ち明けます。スンウ『(セナに対して)これが愛?愛だというにはちょっと純粋でないかも…実はちょっと不純だ…こんな感情は初めてで、純粋に良いとか胸がときめくとかそんなことというより、一緒にいれば手を取り合いたくて、触りたくて、抱きたくて…』と照れくさそうに話すスンウさん。(*^m^*)ムフッ精敏『もしかして…これが初恋ではないのか?』この後、精敏さんからユンスさんをチニさんのお母さんが訪ねてきたこと、その後ユンスさんの様子がおかしかったことを聞きユンスさんのもとに駆けつけるスンウさん。スンウさんは硬い表情でユンスさんの腕をつかむと『出よう、チニ先輩と会うことにした…出よう』とユンスさんを引っ張って行きます。おっと~!そこにセナちゃん登場。ユンスさんの手首をつかんだスンウさんの手に目は釘付け。相変わらず、ユンスさんのことになると必死になるスンウさんを見るのがつらいセナちゃんです。チニさんを呼び出してユンスさんのことをどう考えているのかと問うスンウさん。自分たちの問題に首を突っ込むスンウさんに気分が悪いチニさん…。それを察して『スンウは私のことを家族のように思っているから私が傷つくのではと心配してくれている。』とユンスさん。チニ『やっぱりユンスは、スンウの言葉を聞き入れるんだな。』ユンス・スンウ『(同時に)そうではないよ』スンウ『僕とユンスは家族みたいだから…。』チニ『そう、僕もこらからは気をつけて努力する…僕は、お前を理解することが出来るが…セナさんも理解するの? 理解しますか?ご主人が古いガールフレンドとこんなに上手く行くことを…?』セナちゃん、チニさんの質問に狼狽するけどスンウさんのことを気遣い『私も…スンウさんがそうならば私もユンスさんを家族と思います…。』スンウさん、セナちゃんの気持ちを考える余裕が無かったと後悔します。この時、チニさんが『スンウ、心配するな。僕たちもうすぐ結婚することにしたから。』と…。スンウさんのアパート。セナちゃん、訳もなく書類に向かって座っている。スンウ『今夜も、仕事?』セナちゃん、うなづく。スンウ『(ため息)酷い…これで何日目だ。あ、ゴメン…冗談…』セナ『ユンスさんが結婚すると聞いてどんな感じですか?』スンウ『どう?もうこの前に結婚すると思ったけど…。』セナ『この前に結婚すると思ったとき…その時はちょっと悩み苦しんだんですか?』スンウ『……』セナ『妹さんが結婚しても寂しいって言うし…』スンウ『あ、それならそうだユンスとは20年も過ごしてきたから…。』セナ『20年…すごい…スンウさんの好きだった人は結婚したでしょうか?』スンウ『!!!』セナ『その人のこと、たくさん愛しましたか?良い人でしたか?今はどうですか?まだいっぱい思い出しますか?』スンウ『それが何?もう僕は結婚したし、結婚したから僕にはセナしかいなくて…二人で幸せに暮らしたいと言ったんじゃないの』セナ『もう忘れましたか?』スンウ『…!』セナ『愛する人を忘れるのに、その人と過ごした時間の3倍が必要だと…その人とはどれくらいの時間を過ごしたんですか?』スンウ『あの実は、話したいことがあって…しばらく前から言いたいことだったけど…』セナ『…言わないで。』スンウ『?!』セナ『そのまま聞かない…過去を話そうと思いますか?でも、分かればつらいだけのようだから…そしてその人も結婚して…これでお互い変わります。』スンウ『…』セナ『私がすべて合わせることでした結婚だから私が合わせればよいです。気にならないことです。』スンウ『どうして一人だけで合わせる…僕も合わせるように努力する。そんなふうな考えばかりさせてしまうのはすべて僕のせいだ。』セナ『…抱きしめてくれますか?』スンウさん、静かにセナちゃんを抱きしめます。セナちゃんはユンスさんの気持ちを知りたくてユンスさんを訪ねます。『ユンスさんにとってスンウさんはどんな存在なんだろう…?』セナちゃんの様子をみて自分のせいで心を傷めていることを悟ったユンスさんは『結婚するまではスンウや先生(スンウの母)には会わない』と言います。そして、悟らせてくれてありがとうとも…。その言葉に安心はするけど、なんて自分勝手なんだろうと自己嫌悪に陥ってしまうセナちゃん。一方、スンウさんはセナちゃんを喜ばせたくてあの、朝の日差しがたっぷり入るヤンピョンの家に引っ越すことを決心します。セナパパにそのことをお願いに行った帰りスンウさんはセナちゃんの帰りを自宅の近くで待ちます。スンウさんの『引越ししよう! 引越ししよう、毎朝、一緒に日の光を見よう!』という言葉に大喜びのセナちゃん。スンウ『家が遠くなればもっと大変になるでしょう…仕事もとても大変ならやめるとよい…。』セナ『本当に?本当にそれでもよいですか?』スンウ『働くのがそんなに嫌いだったの?あ~僕はどうしてこんな女性を好きになったのかな?』セナ『(しばらく立ち止まり走りよって)好きだと言ったんです?好きだと言ったんですか?』スンウ『?僕が?そんなわけが…』セナ『言ったでしょ!!』スンウさんが笑いながら歩いていけばセナちゃんが腕に抱きついて『言ったくせに~もう一度言ってみて!言って~~!』幸せそうなセナちゃんと嬉しそうなスンウさん。セナちゃん、嬉しくて気分がいい。ママが買ってきたおしゃれなネグリジェーを出してきて着たりなんかして。(*^^*)スンウさんは、ユンスさんに引越しすることを電話で伝えています。タイミング悪く部屋から出てきたセナちゃんはユンスさんに電話しているスンウさんを見て自分のためではなくユンスさんに言われたから引越しを決心したと誤解してしまいます。とっても惨めで悲しいセナちゃん…きっと眠れぬ夜を過ごしたね。引越しの日がやって来ます。スンウさんのお友達や仕事仲間、セナちゃんのお友達がお手伝いしてくれています。セナちゃんは空っぽになった部屋を眺めスンウさんと過ごした日々を思い出しながら携帯で写真を撮っています。スンウさんが抱き上げて入ってくれた玄関…素敵なスンウさん。。。パシャ!一緒に料理を作ったキッチン…素敵なテンジャンチゲ。。。パシャ!働くスンウさんを眺めた部屋…素敵なスンウさんの働く姿。。。パシャ!愛を告白して…初めて結ばれた寝室(*^^*)…素敵な私たち…新婚の家。。。パシャ!処分する荷物の中の箱のひとつを開けてみるとユンスさんとスンウさんが一緒に写った写真たち。そして、ユンスさんがくれた鉢植えのお花。捨てていかなくては…と部屋を出て階段を下りるセナちゃん…が、また戻り捨てようとしたスンウさんとユンスさんの思い出の品が入った箱とユンスさんがくれたお花を大事そうに抱えてくる…心優しいセナちゃんです。新しい家に到着するとセナパパとママが嬉しそうに歓迎してくれます。パパったらスンウさんに新しい車まで用意してくれて…心苦しいスンウさん。それを察してセナちゃん『パパ、ママ、スンウさんが困るよ…うち車は必要ない…』スンウさん、セナちゃんに合わせてあげたい気持ちから『ありがとうございます。ここに住むとなると車が必要です。使わせてもらいます。』セナちゃんの嬉しそうな表情にスンウさん笑ってみせる。この後、お手伝いに来てくれたお友達がなかなか帰らないのを『僕たちが新婚だというのを分からないのか?』とすねるようにセナちゃんに話すスンウさんが可愛かったりします。ある日、スンウさんのお母さんが田舎から出てきますが、駅で待っていたユンスさんの前でお母さんは倒れ救急車で運ばれてしまいます。心臓が弱っていて相当に悪いと医者から聞きショックを受けるユンスさん。しかし、お母さんはスンウさんたちには内緒にして欲しいとユンスさんに頼みます。ユンスさんはお店に戻ってきてもショックでなにも手につかず涙が出てきてしまいます。そんな時、スンウさんがやって来ます。ユンスさんの様子がおかしいことに気づくスンウさん。ユンスさんはとうとう泣いてしまいます。『スンウ…どうしよう…』とスンウさんの胸で泣き崩れるユンスさん。『どうして泣くの?いったいどうした?』とユンスさんを抱きしめてあげるスンウさん。そこに、セナちゃんとチニさんが…。呆然と二人の姿を見るセナちゃん。チニさんが可愛そうに思いセナちゃんの手を引っ張ってその場を離れようとするけどセナちゃんはその手を振りほどいて店の前に戻ります。そんなセナちゃんに気づくスンウさん。セナちゃんはその場を逃げるように走り去るとスンウさんは慌てて店を飛び出します。泣きながら走るセナちゃんにやっと追いつくスンウさん。スンウ『誤解だ…誤解だから…どうか…』セナ『誤解…ではないでしょ!』スンウ『…?』セナ『スンウさんが愛した人、それがユンスさんだと知っています…私知っています…私はすべて知っていたということです!』そう言うとセナちゃんはスンウさんの手を振り切って走り去ってしまいます。誤解だよ…セナ…僕を信じて…スンウさんの心の叫びはセナちゃんに届くのでしょうか…。10話はこれでおしまい。最後まで読んでくれてありがとうございま~す!お疲れ様でした~。^^