小6女児、学習塾で講師に刺され死亡・京都
また小さな子どもが馬鹿でどうしようもない大人の犠牲になりました。詳細は→日本経済新聞の該当記事以下、一部記事を引用します。京都府宇治市神明石塚の建物の2階に入っている学習塾「京進宇治神明校」で、地方公務員、堀本恒秀さん(42)の長女で市立神明小学校6年の紗也乃さん(12)が男に刃物で刺され、病院に運ばれたが死亡した。宇治署は現場にいた塾講師の萩野裕容疑者(23)=同市寺山台3=を殺人未遂の現行犯で逮捕、容疑を殺人に切り替えて追及する。今度は塾講師が生徒を殺したというほんと悲しい事件です。なぜ小学生を殺す必要があるのか全く分かりません。すると動機らしきものが記事にありました。萩野容疑者は生徒の女児になじられたことを理由に、口論になって包丁で刺したと供述しているという。あり得ない。23歳にもなって小学生との口喧嘩から刺し殺すなんて。。自分もバイトで塾講師やってます。現在は高校生担当ですが、以前は小学生の担当をしていたこともあります。この事件の"女児になじられた"がどういう状況か分からないので断定的なことは言えませんが、何となくその情景は目に浮かびます。ハッキリ言って、塾講師は小学生にナメられる事が多いです。口が達者で生意気に感じられることも多いです。正直な話、『近頃のガキは・・・』ってイライラすることも確かにありました。けどそれが悔しくて包丁持ち出して刺し殺すなんてのはあり得ないにも程がある。ナメられる事もあるし、腹立つ事もあるけど、締める所はビシッと締めていけば生徒もこっちを信用してくれます。怒るべきところで怒らないと、いつまでたってもナメられ通しで授業にもならない。実際にそんな先生もいました。逆に、感情任せに他の生徒の前で怒鳴りつけ、それ以後その生徒が来なくなった先生もいました。子どもは非常に不安定で、どう対応していいか分からなくなることも多いです。何度も繰り返すようですが、それでも包丁で刺すなんていうのはあってはならないし、普通あり得ないことです。どんなにナメられようが、生意気だろうが、腹立ったら『所詮ガキの言う事だ』と自分を鎮めるくらいのコントロールが何故効かないんだ。親は塾を信頼して、自分の子どもを預けているハズです。そんな場所で子どもが殺されてしまうならば、一体どこを信頼すればいいのか。学校の授業時間が減っても入試難易度はそのままのこの状態が続くならば、絶対に塾は必要な一システムであり続けるでしょう。講師から疑ってかからなければならないならば、塾経営も非常に厄介な事になっていきそうです。アルバイトの大学生をホイホイ使いにくくなるでしょうから。