カテゴリ: 市民活動
先週受けた、NPO活動についての講座で、いろいろな疑問も抱えながら帰ってきました。
ざっくりいうと、講師が「有償ボランティア」について、否定的なコメントをしたということです。 *ボランティア保険がきかない 等の理由で「非常に危険」という発言も。 *** 結論から言うと、私の関わる団体での活動では、有償活動ですが、社会福祉協議会を通じた 保険に入っています。 それは、介護福祉にまつわる活動をされる方も入るという種別の保険ですが とにかく保険には入っている。 なので、先の講師の先生のいった「保険に入れない」は当たらなくなります。 *** ここでボランティアの無償性について。 ボランティアとはお金をもらないのがボランティア、という 考え方もあるかと思います。 でも、NPO活動がすべて、「ボランティアでなくてはならない」というのは 違います。 そこで活動する人、または専従で働く人が無償でなくてはならない理由はなく、 むしろ「活動が継続していくために」有償であることが必要な場合もある。 どんなに志が高い人たちによる素晴らしい活動であっても、 単発で良いものなのか。または、気が向いたときにやればいいものなのか。 はたまた、どうにかして継続していくべきことなのか? を考えたときに、おのずから 「活動が継続していくためには何が必要か?」 を考えるに至るのではないかと思うのです。 *** お金というものは、さまざまなものを行うにあたり、必要なものとして 使われている。 一般企業や行政機関などに人を配し、事業を行っていくのにも 「経費」がかかり、その費用をどういう方法でか、まかなっているのです。 NPOにも、企業や行政にない役割を期待されているけど、 そこは「無償であるべき」っていうのは、何か、違うと思うのです。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.17 15:33:03
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