カテゴリ: 市民活動
社会の中で、一般企業や行政機関が重要な役割を果たしているように
NPOにも、NPOだから出来る役割があります。 まず、企業は、利潤を追求することが求められますが、それがかなわないと 事業が継続していきません。=利潤の出るジャンルの事業をにないます。 行政は、利潤は出ないけれど必要なサービスを行います。 では、住民サービスはその役割をもつ行政が行えば十分なのでしょうか? 先の、震災などを見てもわかりますが、 公の機関というのは、とにかく、国の方針や予算に大きく関わり、 それに乗っ取らないことは行うのが困難な場合が多いです。 一つのものを決めるにも、その決議に時間がかかる、公平でないものは 行えないなど、さまざまな障壁があるようです。 各機関に役割を課されてはいるけれど、それでキメの細かい住民への対応ができるばあいと、難しい場合がある。 その点、市民が活動の中軸を担うNPO活動は、 住民のニーズをとらえ、何が必要か、何ができるかに対して ニーズを的確に、フレックスに。スピーディーに対応ができる。 即決力、即戦力があります。 利潤が上がらないから、企業は手を出さない分野。 行政にも担当機関があるけれど、人的、予算、その他の理由で、 細やかな対応が難しい分野。 そういったところに、良さを発揮するのがNPO活動ではないでしょうか。 *** 「ボランティア」「NPO」というと、とかく、 「時間をもてあましている、(暇な?)余裕のある人が空いた時間にやる、 自己満足・自己実現活動」 みたいな認識をもたれがちですが、果たしてそうだろうか? 決してそうではない。 ただ所属が、企業でもない、行政などのお役所でもない。 きっちり、生活していけるだけのお金を団体からもらえるわけではない、 と言うだけの話で、 社会の中で必要な役割を担う ことには変わりない。 ということを、わすれないでいたいとおもいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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