激動の4/27
昨日、東海自然歩道の平野→西丹沢自然教室を歩いてきましたが、ハプニング続きでした。まずは、東梅田から高速バスで御殿場へ。ところが静岡県に入り、新富士駅に来た手前で運転手がコースを誤って縁石にバスを乗り上げてタイヤをバースト。いきなり信じられないハプニング。反省の色のない運転手にムカー。45分バスがそこで停止した後、タクシー&バス会社のものと思われる自家用車(どこから持ってきたのだろう…)で、御殿場へ。もともと乗り継ぎ時間に余裕があったこともあり、御殿場から富士吉田行きのバスに乗り継ぎ成功。旭日丘(あさひがおか)で、レトロ調のバスに乗り換え。平野に9時10分過ぎに到着。5分後に出発。この日は西丹沢の山々を超えて、丹沢湖の北にある大滝橋までがノルマ(無理なら避難小屋で1泊)富士急湘南バスのサイトで時刻表を調べると、大滝橋の最終バスは18:45頃。(箒杉の時刻はあるが、大滝橋の時刻は記載なし)9時間余りならたぶん何とかなるでしょう。油断は禁物なものの。その前の17:05になると、まず無理そう。アップダウンの多いコースを8時間を切るのはさすがに厳しそう。スタート時、天気は快晴。雲が少しあるくらい。雪がまだ多く残る富士山に山中湖も綺麗にくっきり。バスの時間を気にしながら飛ばし気味に歩く。1時間半で山中峠分岐へ。予想はしてたが、高指山から、ずっとジェットコースターみたいなアップダウン。菰釣山まで順調に距離を詰めていく。一方で雲になり、吹く風も湿気交じりの雨を予感させるものに。雷に遭遇した青山高原の時に近い感じ。…やばい。菰釣山を12時半過ぎに通過。菰釣山避難小屋で休憩して、城ヶ尾峠で向かう途中で雨が。14時過ぎ、城ヶ尾峠で道志へのエスケープも頭に浮かぶが、避難小屋のある畦ヶ丸まで2.6キロ。ひとまず畦ヶ丸までは歩くことに。予想はしていたが、この畦ヶ丸へのアップダウン、特に大界木山以降が一番きつく感じた。雨も土砂降りに。焦りは禁物なので、登りは1歩ずつ足を出しながら登る。15:20、畦ヶ丸避難小屋着。小屋の中に駆け込む。雨は全然止まず、しばらく待って止まなければ1泊と覚悟。部屋に毛布があり、体温を下げないように包まってウトウト。泊まるつもりでいたら、小屋の屋根に聞こえてきた雨音がなくなってきた。外に出てみると、雨は殆ど止んでいる。時刻を確認。16:46。2時間を切っているが、残りは下りのみの5.6キロ。飛ばせば間に合うのでは、と急いで毛布をしまい、靴を履いて出発!大滝峠上までの急斜面を小走りに近い感じに下り、スパロー沢に出て一軒屋避難小屋に17:36。残りが2.9キロ。薄暗くなってきた所で、車道に出て大滝橋のバス停に18:18。1時間半で下ってきた。で、バス停の時刻表を見ると…。19時の所に「05」の文字が。遅くなっていたため、逆だったらどうなっていたか。タイヤバーストの件も含め、しっかりしてくださいよー、富士急湘南バスさん。まだバスまで40分以上あるので、西丹沢自然教室までの間で行ける所まで歩く。大きな箒杉を撮り、山靴から運動靴に履き替え、早足で車道を進む。19時前、西丹沢自然教室に着こうとするときにバスが来て、走ってバスに乗車。闇の中、バスは駆け、私はこの後を思案。御殿場に泊まり、翌日箱根に行こうとも思ったが、疲れているので、夜行バスで帰ろうと決意。新松田に着くと、さすがに20時過ぎで、高速バスの営業所は閉まっている。東京駅まで行って、乗れれば夜行高速バス、乗れなければ一晩泊まって翌日昼行高速バスと決め、小田急→地下鉄を乗り継ぎ。東京駅に着き、バスの切符売り場に行くと、今止まっているドリーム号が空いているという。迷うことなく購入。22:10に東京駅を出て、本日6:10大阪着。朝食を松屋で食べて、7時半過ぎに帰宅。いろいろあった今回の歩行でした。