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カテゴリ:あ行=BL小説
イラストは、香咲さん。 橘亜希人(たちばなあきと)は、仕事人間の冷血漢と社内で思われています。 橘は、話す言葉がストレートで、時に人には嫌味としか聞こえません。 会社の同僚の青田からもいろいろいわれますが・・・。 部下の三谷要(みつやかなめ)と連絡が取れません。忌引きで休みだと知らされます。 橘には、連絡がきていませんでした。 三谷の妻が亡くなったということでしたが、妻がいたことは社内でもほとんど知らされていませんでした。 三谷は、橘とは正反対の明るく正反対の男で・・・。 橘は仕事の帰り、三谷のアパートを訪ねます。 出てきたのは、小さな男の子でした。三谷の子供で、一実(かずみ)・5歳でした。 母親を恋しがる一実に・・・。 三谷は、会社を辞めると橘に切り出します。 止めるべきだったかと思い翌日、もう一度、三谷を訪ねた橘です。 そこには、黒焦げのハンバーグが・・・。 そして、なぜか橘はハンバーグを作ることになりました。 三谷の辞職の決意は変わりませんでした。 亡くなった妻・春枝の夢だった「パンケーキの店」を開きたいと話します。 引き継ぎもし、三谷は惜しまれて退職しました。 三谷の後に橘の部下になりたがる人間はおらず、、一人で業務をこなす橘でした。 休憩所で陰口を言われていましたが、気にせずいました。 しかし、そんな時に三谷からお礼のメールが届いていました。 何度か読み返すうちにじわじわと怒りがわいてきて・・・。 ケーキを買って、三谷の所へ・・・。 三谷から、自分のことや一実のことなど聞かされます。 それから、三谷たちと一緒に過ごす時間が多くなる橘です。 橘は会社を辞めることにします。 そして、三谷の店を手伝うことを決心します。 会社では嫌われていましたが、同僚に引き止められもしました。 それから、三谷と一実といろいろな初体験に戸惑いながらも充実した日々を送る橘です。 そんな中、橘は三谷から・・・。 そして、ある出来事があって、橘は二人から離れようとします。 三谷は・・・。 良かったです。 橘は人としてとても不器用です。人との付き合い方を知らない人だったのですよね。 三谷や一実と過ごすうちに少しずつ感情も出てくるようになりました。 そのことで、逆に臆病にもなってしまうんですよね。 三谷が優しいだけじゃなくて、強い人で良かったです。 橘を幸せにしてくれそうです。(^^) 「ひだまりハニー」 店がオープンして1ヶ月が経ちました。順調です。 橘と三谷の元同僚の青田が食べに来てくれました。 頑張って接客する橘です。 三谷の亡くなった妻の兄・誠一が突然、訪ねてきます。 誠一は・・・。 橘は、心中穏やかではなくて・・・。 小さな波がたちます。 でも、なんとか乗り越えました。 これからも二人で乗り越えていけそうですね。 頑張ってほしいです。 青田、良い人でした。(^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.07 16:55:42
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