線虫でがん判定! (カテゴリ編集)
「尿1滴でがん判定 九大、線虫使った検査に成功」 というびっくりなニュースを見ました。九州大などの研究グループが11日、体長1ミリの線虫に人の尿のにおいを嗅がせ、高い精度でがんの有無を判定することに成功。尿が1滴あれば、痛みもなく安価にがんの検査が可能になるとか。おぉ~♪線虫は水中などに生息する微小な動物で、嗅覚が犬並みに優れているらしい。がん患者と健常者の尿(1マイクロリットル)をそれぞれプレートの端に置き、中央に置いた100匹の線虫の動きを調べたところ7~8割の線虫ががん患者の尿に集まり、健常者の尿からは逆に離れることから、がんのにおいに反応することが判明しました。精度を確かめるため、242人(健常者218人、がん患者24人)の尿を採取してテストを実施。線虫はがん患者24人のうち23人に 「陽性」 の反応を示し、発見確率は95・8%。うち5人は採尿時点では、がんと診断されていなかった。初期の「ステージ0と1」のがんは、血液の成分を調べる腫瘍マーカーの発見確率が0~33%。線虫による検査では88%以上の確率で発見できた。 一方、健常者をがんと誤って判定する確率が5%あることなどから、精度の安定化が今後の課題という。う~ん・・・(;゜゜)早期発見が難しい膵臓(すいぞう)がんを含む十数種類のがんに線虫は反応したそうです。特定のがんにだけ反応する線虫をつくることにも成功しており、将来的にはがんの種類の特定も可能になる、ということです。がん検診は辛いから、早く実用化されるといいな(*^^*)