5月に読んだ本、まとめ (カテゴリ編集)
【2015年05月の読書メーター】 読んだ本の数 : 5冊読んだページ数 : 1804ページ 感想 : 10件ナイス数 : 64ナイス遅ればせながら頑張って感想書きました( ̄∇ ̄*)ゞ◆ 火星に住むつもりかい? / 伊坂 幸太郎SFじゃないし、火星も出てこない。何とも怖い世界のお話。密告により危険人物とされた市民を拷問し公開処刑していく平和警察。処刑(ギロチン)を見物する市民。集団心理って怖い!この救いようのない現実から逃れるには火星にでも行くしかないよ、という意味でこのタイトルなのかな。伊坂さん、好きだけど、ダークな部分は本当に怖い。これが他の作家さんだったら途中で挫折してる。伊坂さんだから、伊坂さんの好きな部分が勝ってるから最後まで読めた。結末はスッキリとはいかないけど、救いはある。読了日:05月08日◆ Wonderful Story / 伊坂 幸犬郎,貫井 ドッグ郎,犬崎 梢,木下 半犬,横関 犬5人の作家さんが「犬」にちなんだペンネームに改名して犬をテーマに書いたワンソロジー(アンソロジー)。こんな楽しい企画、大好き♪伊坂さんのお名前があったから読んだ本ですが、収められた5つの物語はどれも面白かった。最初、伊坂さんの「イヌゲンソーゴ」の意味がわからなくて。カタカナ語だとばかり思ってたから、大言壮語→犬言壮語だと気付くのに時間がかかりました。ニヤニヤしながら読んでて、最後の「たぶん、団子はあと二つある」で吹いた( ̄m ̄〃) ペンネームの貫井ドッグ郎さん、ツボでした(笑) 読了日:05月09日◆ キャプテンサンダーボルト / 阿部 和重,伊坂 幸太郎伊坂幸太郎さんと阿部和重さんの合作。阿部さんは読んだことないけどどうなんだろう?ちょっと心配でしたが、いやいやいや面白かった!作風は伊坂さん寄りなのかな?荒唐無稽といえばそうなんだけど、色んな要素が詰まったエンタメ作品。大方の伊坂作品のように、時間(場面)が前後して話が進んでいき、頭を整理しながら、時おりページを戻ったり、ということもなく読みやすかった。前半はちょっと暗くて苦手な部分もあったけど、後半はわくわくどきどきハラハラの連続で一気読みでした!読了日:05月13日◆ 陽だまりの彼女 (新潮文庫) / 越谷 オサム以前、本屋さんに平積みされてるのを見て興味はあったものの、読みたい本が多すぎて手が出せなかった本。図書館で見つけ、予約本と共に借りて読みました。女子が男子に読んでほしい恋愛小説、第一位?完全無欠の恋愛小説?申し訳ないけど、ちょっと違うんじゃない?と思った。真緒についての設定は嫌いじゃない、というか好き。だからその宣伝文は邪魔だと思った。これはハッピーエンドなの?一人だけ記憶が残ってるって辛いよ。でも、心から愛し愛された日々が無かったことにされるのはもっと辛いかな。読了日:05月16日◆ 「ちょっとしたこと」を英語で言えるようになる本 (王様文庫) / パキラハウス私が求めていたのとはちょっと違ってたかな。興味のあるところだけ拾い読み。読了日:05月25日