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テーマ:温泉について(1631)
カテゴリ:温泉
南紀勝浦の締めの湯は勝浦地区唯一の温泉銭湯「はまゆ」。JR紀伊勝浦駅から海岸沿いに徒歩15分のところにあります。 那智駅から紀伊田辺行き電車に乗って再び紀伊勝浦駅へ。地図を片手に海岸に向かって歩きます。途中、船に乗っていく有名な大型旅館「ホテル浦島」や「ホテル中の島」の船着場の前を通ります。船着場では団体客が行列を作って船を待っていました。日帰り入浴も可能なのですが、今回は計画にも入れておらずパス。漁港に沿ってひたすら歩きます。 漁港のどん詰まりまで行くと、住宅街に公衆浴場はまゆが建っているのが見えてきます。 番台で320円払って中に入ります。浴室は四角いタイル張りの浴槽が1つあるのみのシンプルなつくり。先客は1人。硫黄分が含まれる湯のため、洗い場の金属製の蛇口が黒く変色していました。 45℃の含硫黄・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で無色透明、卵味、硫黄臭を感じるお湯でした。海岸沿いにあるにもかかわらず、塩味はごくわずか。つるつる系のお湯でした。非加熱非循環で使用されていました。 私の後にももう1人お客が入ってきました。地元の気軽な温泉銭湯として愛されている様子がよくわかりました。 浴場の外側にかき氷などを販売しているスペースもありましたが、アチチでもさすがにかき氷を食べる気にはならず、自販機のスポーツドリンクでのどを潤しました。 これで時間切れ。JR紀伊勝浦駅まで戻ることにしました。駅の売店で「さんま寿司とめはり寿司のセット」を購入し、名古屋行きの特急「ワイドビュー南紀」に乗り込みました。 東紀州の味といえばさんま寿司とめはり寿司。さんま寿司は塩と酢でしめたさんまの押し寿司。めはり寿司はご飯を高菜の漬物でくるんだ郷土料理です。「目を見張る」ような大振りなものが本式なのですが、駅弁は一口サイズでした。私はこれが大好きでデパートの駅弁大会でもついつい買ってしまうのです。 日が短くなりました。特急列車が新宮駅を越えて三重県に入るころにはすでに日没でした。次に南紀を攻めるときは三重県側からアプローチして内陸部まで行こうと考えているのですが、1~2日では回りきれませんね。まずは日程の確保から考えなければなりません。 勝浦温泉 ホテル浦島 勝浦温泉 ホテル中の島 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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