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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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2008年08月26日
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カテゴリ:総合
人間、63億人いれば63億通りの人生があります。


ただひとつとして同じ人生はない。


人生のスタート、“生まれ”からして人は皆違う。


スタートラインは一緒なんて幻想です。


障害や病気を持って生まれてくる人がいる。


才能や気質にも皆違いがある。


環境も違う。


そんなの常識当たり前。


健康に生きていて、ある日突然、難病になってしまう人もいる。


わたしの空手の先生もそうでした。


「ケンカ十段」と異名をとった方でしたが、40代の後半に『筋萎縮側索硬化症』という難病にかかり、50歳の若さで亡くなりました。


わたしが以前交際していた女性は、大病院の看護士をやっていたのですが、担当の病棟がやはり『筋萎縮症』でした。


いまだに治療法がない病気で、30歳くらいの妻子ある患者さんが亡くなったときは、なんともやりきれない思いであったそうです。


また、ある友人は以前、ひきこもりや不登校者の支援施設に勤めておりましたが、10年20年という長期のひきこもりであった人が、やがて社会に出て行くのを何度も見てきているといいます。


また、一生ひきこもって生きていく人もいることでしょう。



わたしはときどき思うんですよ。



10年20年ひきこもりであった人の人生と、そうではない人の人生にどんな違いがあるのかなと。


人生は、その人によってすべて違うものです。


人生にはいろいろある。


数十年の人生を、病院の中ですごす人生もある。


人もうらやむような生活と思われていながら、苦悩の一生を送る人もいる。


人から大変だなあと思われているような人生を楽しんでいる人もいる。



人は生まれ、いつか死ぬ。



生まれてきて亡くなるまでの間が人生。


その生き様は、みんな違うんですねえ。


正解などないのが人生。



どのような人生を歩もうとも、それはたった人類史上たったひとつの人生なんですねえ……










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Last updated  2008年08月26日 02時15分35秒
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