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テーマ:食べ物あれこれ(50374)
カテゴリ:スローフード
10日に開催された「男鹿鯛とじゅんさいのショッツル鍋と秋田酒を楽しむ会」の報告・・・4日遅れとなってしまった(>_<)
ショッツル鍋や秋田の味覚を味わう前に、まずはお勉強。 まずは秋田を代表する食材、ショッツルのテイスティング(利きしょっつる?) 左から 「いわしの魚醤」 「ハタハタ100%本物のしょっつる」 「いろんな魚のしょっつる(魚醤)」 今、ハタハタ100%のしょっつるを作っているのは、秋田でも諸井醸造所さん と、他1軒だという。 ハタハタの漁獲高も減少している昨今、とても貴重なのである。 しかし、味わいが全然違うから驚きである。 イワシの魚醤は、なんとなく煮干出汁を思わせる味わいがあり、いろんな魚の魚醤は、いやに刺激が強い。(一般的に販売されているので、これがスタンダードだと思っていた・・) ハタハタは違った! 嫌な臭みや刺激臭もない。味わいもまろやかでしょっぱいといっても、目をつぶってしまうようなしょっぱさではない。旨味が深い。 でもって、こちらは左から 「いさじゃ(あみ)の塩辛」 「ガルムのペースト」 「いさじゃ」って? スライドからの抜粋・・ いさじゃとは、八郎潟などの淡水で取れる「あみ」のことで、新鮮なうちに塩で漬け込んで「塩辛」にします。特有の匂いがありますが、地域では大変親しまれています。・・ 「ガルム」って? 東京ガス食生活110番をご参照ください。 イワシなどの魚醤ペーストで、パスタにあえたりするんですって。 ガルムは、魚のはらわたのような味わいがあった。 いさじゃは、良質の墨汁のような風味があった。 どちらが苦味あるかといえば、ガルム>いさじゃ って感じ。 いさじゃスライドの前でご挨拶されているのは、秋田県「活き活き物産応援チーム」の佐々木さん。 お口直しに、秋田の「干し餅」と「もろこし」 「干し餅」はお餅を干したもの。 「もろこし」は小豆と上白糖を型にいれてガチガチにして焼いたもので、雰囲気は落雁みたいな感じ。 どちらも口の中にいれるとほんわり甘くほわっと溶けていきます。 みずやタラの芽、山独活など、今が旬の秋田の山菜。 こちらは男鹿の案内人。佐々木さん。 先程の佐々木さんとは別人です。 で、本日のしょっつるや秋田の食勉強会のコーディネートは、フードコーディネーターの福留奈美さん(右) 真ん中は、今回の会を主催したスローフードCET 吉開さん 秋田のお酒の講師は、松崎晴雄さん(左) ワークショップでの試飲はこちらの5銘柄(左から) ■山本合名 白瀑 純米吟醸 ■喜久水酒造 喜一郎の酒 純米 ■福禄寿酒造 一白水成 純米吟醸 ■齋彌酒造 雪の茅舎 限定蔵出し純米吟醸 ■小玉醸造 太平山 天巧 純米大吟醸 詳細はこちら ワークショップ終了後は、お楽しみの・・ 男鹿鯛とじゅんさいのショッツル鍋と秋田酒を楽しむ会 “えご”といって、海草の料理。 こんにゃくよりやわらかくて、酢味噌で頂くとさっぱりと美味しい。 ゴマ風味もあったが、普通の方がojaは好み。 奥がご存知“いぶりがっこ” 手前の白いのが“なた漬け”(大根をなた(包丁のでかいの)で切ったというのが由来らしい) 左のはなんと、もち米の漬物“赤ずし”柴漬けのような味わいだが、ご飯のおかずにもち米の漬物とは・・面白い ねまがりたけの焼き物。 シンプル・イズ・ベスト! 独活をサラダに。独特の味わいがいい。しょっつるのドレッシングで くろも・・もずくみたいな海草 とんぶりのやまいもかけ “みず”のおひたし “みず”の炒め物 “はたはたの一夜干し” ブリコの部分もいいあじわい!旨い! このほかにも、鯛の刺身・豆腐カステラ・ソイの煮付け・ハタハタ寿司・トロトロわかめ・じゅんさい・シドケのおひたし・そしてメインの鯛とジュンサイのショッツル鍋といったのだが・・・画像が・・・ お酒はまた種類がふえて・・・ そのほかいろいろ・・ 書ききれなくなってきた。 秋田三昧の夕べは、盛りだくさんで思い出せない状態。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月14日 17時38分09秒
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