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テーマ:食べ物あれこれ(50372)
カテゴリ:外めし[いわゆる外食]
蕎麦Tさんより「根津で女性店主が打つ蕎麦屋さんにいきませんか?」とお誘い頂き、JR日暮里駅で待ち合わせ、根津の蕎麦屋さんへ。
ちょっとまわり道して、谷根千界隈をご案内頂いた。 こういう壁が普通に佇んでいるってのがいい。 壁なのに、瓦が埋め込まれている。 柱時計と同じ大きさの瓶(これは一斗サイズだろうか) このレプリカがあるお店は・・・ 「吉田屋本店」という昔の酒屋さん。お砂糖なども売っていたようだ。 周辺にはお寺さんが多く、寺町風情を楽しみながら散策。 そして本日のメイン 「鷹匠」さんに到着。 先月行った神田の「眠庵」並みに入口が狭い。 入口の狭さからは想像できないほど店内は広い。天井も高いので開放感もある。 カウンターに座れば目の前で蕎麦打ちを眺めることができる。 ちょうど到着した時、残念なことに、蕎麦打ちが終わってしまっていた。 テーブル席に置いてある、これは照明ではなく 焙炉(ほいろ) 板わかめや焼き海苔をここにいれ、電球の熱でパリッとさせる。 こういう焙炉は初めて。 そばみそ 味噌と蕎麦の実だけでなく、葱も入っており、さっぱりした甘さ。これは美味い! 酒肴盛り合わせ 内容充実なアテ。 豆腐のもろみ漬け(とうぺい)やちりめん山椒、板わさ、卵焼きと、少しずついろんな肴が楽しめる。 片口もすてきだ。 こちらは二八そば。 蕎麦の甘味とめんつゆの余韻が同調の甘味で、「そば!」「つゆ!」とわかれることなく、最後まで味のバランスがとれていた。 しかし、この「鷹匠」さん。おもしろいのはその営業時間である。 7時半~9時半 正午~18時 朝7時半って!?!? 喫茶店でいうところの「モーニング」 マックでいうところの「朝マック」 蕎麦屋さんなんでさしづめ「朝蕎麦」といったところだろうか。 こんな朝っぱらからおきゃくさんは来るのだろうか。 来るんだから、朝7時半から営業しているのだろう。 ということで、ご店主は5時起きらしい・・・ でも、「朝○ック」とかするなら、「朝そば」の方が体にもいいよな。 朝飯抜き通勤の方、お近くの際は立ち寄ってみたら。 東京都文京区 根津2-32-8 03-5834ー1239 7時半~9時半 正午~18時 定休日 月曜日・火曜日 ここでTさんもう一軒、おすすめのお店を紹介してくれた。 築99年という、来年で祝!築100年の(当たり前だが)居酒屋 「根津の甚八」 俳優の根津甚八さんはこのお店の名を芸名にしたらしい。 いいね、ご店主。雰囲気がいい。店と一体化してる。 常連さんとの話を聞いていたら、こちらのご店主、神田の生まれだそうだ。 お通しには「ままかり」 おやじのつまみをオーダーしたら「せぐろいわし」が登場。 とっても脂がのっていた。 蕎麦屋でしこたま飲んで、食べてきてしまったので、甚八さんでは、酒一杯とこの程度しかつまむことができなかったが、いい雰囲気を体感することができた。 帰り際、入店してきた2人組。 どうも、海外からの観光客のようだ。天井に頭ぶつけるんじゃないかってくらい背が高いお二人。 この界隈には、外国人専用の安い和宿が多くあるらしい。 そうだよな。こういうところで日本文化を体感したいだろうな。 日本人だってそう思うんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月31日 11時22分02秒
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