我が家の宝物(=´∇`=)
上の色紙は、きんさん・ぎんさんのサイン入り手形。成田きんさん、享年107歳。(2000年1月23日ご逝去)蟹江ぎんさん、享年108歳。(2001年2月28日ご逝去)双子の二人が103歳の時なので、10年くらい前になるのでしょうね。100歳を過ぎても元気な姿は、「理想の老後像」と言われ、国民的アイドルとして慕われ、テレビやCMでも凄い人気でしたね。そんな2人がローカル番組に呼ばれた時に、抽選で20人くらいにプレゼントという事で、ハガキ20枚くらい応募して、念願かなって当選したものです当時、母は、自律神経失調症で「うつ」もひどく、きんさん・ぎんさんがホテルやレストランでご馳走を食べる姿を見ても、自分には一生縁が無い、と絶望していました。そんな母が少しでも希望を持ってくれたら、と、どうしても欲しくて、「病弱な家族の希望のひとつになるよう、どうしても欲しいのです!当ててください!」と、父と私の名前で筆ペンで書いて応募しました。当たった時は、私が応募した事も知らずに父と母がキョトンとして、私だけ大喜びでした「なかなか当たらないものが当たったのだから、なかなか良くならない病気だって、 今にきっと良くなるよ!」と、母に話しました。私は、筆ペンで書いた上にカラーペンでハガキの縁取りまでして、20枚仕上げて応募したので、物凄く、ありがたかったのですが、父と母には、あまり、実感がなかったようです。きんさん・ぎんさんの色紙を見ながら、母の体調が悪くて苦悩に満ち、家の雰囲気まで暗かったあの時と比べたら、今は、明るい話題や笑いも出るようになって良くなったのかなあ、と思います。これも、きんさん・ぎんさんの色紙のおかげ様、と、大切にしていきたいと思います。