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カテゴリ:山野草
☆4月から5月にかけて、あちこちの道端にナガミヒナゲシが咲きます。繁殖力が強く、乾燥などにも強いようです。道端では、まばらに咲いていますが、空地があると爆発的な広がりで大群落を作っています。
☆ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ原産の帰化植物です。1961年に東京都世田谷区で初めて確認され、現在では温暖な地方の都市周辺を中心に繁殖しています。2007年時点では、青森、沖縄の両県を除く全国で確認されました。 ☆ナガミヒナゲシの花は、花茎の先に1個咲き直径は3~6センチ。萼は2個で長い毛が密生しており、開花とともに落ちます。花弁は4枚で赤から朱赤色で、多くは基部に黒い斑点があるそうです。 ☆雄蕊はたくさんあり、葯と花糸は淡紫色で、花粉が出ると黄色くなります。雌蕊は1個で、花柱がなく、円筒形の子房の上の円盤状のおおいの上に柱頭が放射状に伸びています。1つの芥子坊主から1,000~2,000個の種子をばらまき、旺盛に繁殖するそうです。 ☆ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)の名は、「雛芥子(ヒナゲシ)」より細長い実をつけることから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.14 05:14:15
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