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カテゴリ:山野草
☆道端で、コメツブツメクサによく似た花を見つけました。草丈が長く伸びてコメツブツメクサと違うように見え、コメツブウマゴヤシのようにも見えましたので、調べてみました。
☆コメツブウマゴヤシは花が終わると花弁が落ちてしまいますが、コメツブツメクサは花が受粉すると垂れ下がり、そのまま乾いて残るのが特徴です。その特徴から、コメツブツメクサとわかりました。 ☆コメツブツメクサは、ヨーロッパ原産で、マメ科シャジクソウ属の帰化植物です。茎はよく分枝し、高さ20~40センチになります。葉は3つの小葉からなり、葉柄は長さ2~5ミリと短く、小葉は長さ0.5~1センチの倒卵形です。 ☆上の花は開花した状態ですが、真ん中の花は花弁が垂れ下がり、下の花は花弁がそのまま乾いて残っています。 ☆コメツブツメクサの花は黄色で、一つひとつの花は長さ3~4ミリと小さく、5~20個の蝶形花が球状に集まって6ミリ位の花序を作っています。この花は、蝶形花が10個ほどです。 ☆こちらの花は、蝶形花が20個ほど集まっています。一見すると、20~30個の花が集まってつくコメツブウマゴヤシかと思ってしまいます。 ☆コメツブツメクサの蝶形花です。 ☆コメツブツメクサ(米粒詰草)の名は、シロツメクサに似て小さいことから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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