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カテゴリ:山野草
☆芝生の中にニワゼキショウの花が咲いています。
☆ニワゼキショウは、日当たりの良い道端や芝生の中に生えるアヤメ科ニワゼキショウ属の1年草で、北アメリカ原産で明治中期に渡来した帰化植物です。花は直径約15ミリ、6枚の花被片は淡紅紫色で紫色の筋があり、基部は合着しています。6枚の花被片は、内花被片3個と外花被片3個からなり、内花被片の方がやや幅が狭くなっています。雄蕊は3本です。 ☆雄蕊の真ん中に雌蕊があるのはわかりますが、柱頭が3つに分かれているのは確認できません。 ☆花被片の基部は合着しており、色は黄色です。花被片の基部と子房には毛があり、子房下位なので果実になる部分は花被片の付け根よりも下にあります。 ☆こちらは、オオニワゼキショウです。オオニワゼキショウの花は、花被片がニワゼキショウの花のように下の方まで広がっておらず、外花被片3枚が内花被片3枚よりも明らかに幅が広くなっています。 ☆ニワゼキショウ(庭石菖)の名は、葉がサトイモ科のセキショウに似ているので、庭に咲くセキショウから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.17 08:22:43
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