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テーマ:楽天写真館(356025)
カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコースの道端の空地で、オオイヌノフグリの空色の花が目立つ季節になりました。
☆オオイヌノフグリ(学名: Veronica persica)は、オオバコ科クワガタソウ属の越年草で、『日本帰化植物写真図鑑』によると、西アジア・中近東の原産で世界中に広がっている帰化植物だそうです。日本では明治時代に帰化が確認され、今では全国に広がっています。 ☆オオイヌノフグリの花は、花冠は4つに分かれており、雌蕊は1本、雄蕊が2本で雌蕊の両側に1本ずつあります。 ☆雄蕊の花糸は白く、葯は濃い紺色です。濃い紺色の葯は、それぞれ2つに分かれており、白い花粉が出ているのが見えます。雄蕊2本の形が、クワガタ(※「クワガタの由来」参照)の形を連想させます。 ☆オオイヌノフグリの別名は、瑠璃唐草、天人唐草、星の瞳です。花の色から連想できます。オオイヌノフグリ(学名: Veronica persica)の花言葉は、「忠実」「信頼」「清らか」だそうです。属名の「Veronica」は、キリストが十字架を負って刑場に向かう途中、汗をぬぐうハンカチーフをささげたという聖女ヴェロニカと同じ綴りであり、西洋では「聖女ヴェロニカの草」と呼ばれているそうです。花言葉の「忠実」「信頼」「清らか」も聖女ヴェロニカにちなむそうです。 ※「クワガタの由来」。資料によると、古代の農機具が鉄器の普及に伴い木製の鍬や鋤の先に鉄製の刃先が装着されるようになり、鍬の先に取り付けられたU字型の刃先を「鍬形(くわがた)」と言ったようです。これが戦国時代の武将の兜の鍬形の名前の由来になり、クワガタソウ(鍬形草)や昆虫のクワガタムシの名前は、それに似ているのでつけられたようです。 ◎発掘から見えて来た農具の歴史(新潟県埋蔵文化財調査事業団「埋文にいがた」)。 http://www.maibun.net/image/48-p7.pdf#search=%27%E7%99%BA%E6%8E%98%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%A6%E6%9D%A5%E3%81%9F%E8%BE%B2%E5%85%B7%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%27 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.03 07:24:55
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