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テーマ:楽天写真館(356032)
カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコース(玉川上水)で、フクジュソウの花が遊歩道脇に咲いていたので、近づいて花のつくりを観察してみました。
☆セツブンソウやクリマスローズなどフクジュソウと同じキンポウゲ科の花は、花びらのように見えるのは萼片で、本来の花びらが退化した蜜腺があります。フクジュソウは、花に蜜はありません。そこで、フクジュソウは、お椀型に咲く花びらを使って太陽の光を花の中心に集めており、その暖かい空間に昆虫を引き寄せているそうです。 ☆フクジュソウの花は、背面が暗紫緑色(赤紫色)の萼片が数枚、花弁は萼片より長く20~30枚、多数の雄蕊、多数の雌蕊があります。萼片と花弁を観察してみることにしました。 ☆フクジュソウの花を横から見ると、多数の花弁の周りに花弁より短い背面が赤紫色の萼片が見えます。 ☆フクジュソウの花の蕾を上から見ると、多数の花弁を6枚の暗紫緑色の萼片が包んでいるのがわかります。 ☆花の蕾を横から見ると、6枚の暗紫緑色の萼片が多数の花弁を包んでいるのがわかります。 ☆花が咲き始めると、萼片よりも花弁が長いのがわかります。 ☆フクジュソウと同じキンポウゲ科のセツブンソウの花。白い花弁に見えるのは萼片で、その内側にありY字型に2つに分かれ先端が黄色く膨らんでいるのが花弁です。花弁のY字型の分岐の下に蜜腺があります。(2017年1月25日撮影)。 ☆同じくキンポウゲ科のクリスマスローズの花。花びらのように見えるのは萼片で、その内側にあり薄黄緑色の筒状のものが本来の花びらが退化した蜜腺(ネクタリー)です。(2016年3月16日撮影)。 ☆他のキンポウゲ科の花のつくりと違って、萼片と花弁があるフクジュソウの花。多数の花弁と花弁より短い数枚の萼片を観察してみました。フクジュソウの花については、2月19日の日記で詳しく紹介しました。 ◎玉川上水の散策路で見つけた一輪のフクジュソウの花(2月19日の日記)。 http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20170219/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.06 06:00:12
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