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テーマ:楽天写真館(356034)
カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコースの道端で、今年初めてコハコベの花が咲いているのを見つけました。(2017年3月1日撮影)。
☆コハコベは、日本全土で普通に見られるナデシコ科ハコベ属の越年草で、ウォーキングコースで春を告げる野草の一つです。一般的に「ハコベ」と言われるのは、このコハコベで、春の七草の一つです。コハコベの特徴は、茎の色が赤紫色、葉の色が濃緑色、茎が横に這っていることです。 ☆コハコベの花は、裏側に細い毛が見える5枚の萼、付け根近くまで深く裂けて10枚に見える5枚の花びら、3~7本の雄蕊、雌蕊の3本の花柱があります。 ☆この写真では、付け根近くまで深く裂けて10枚に見える5枚の花びら、花の中心に白い花柱が3本あるのがよくわかります。 ☆コハコベ(小繁縷)の名は、他のミドリハコベ・ウシハコベなどに比べて小さいことから。ハコベの名は、万葉集に「波久倍良(ハクベラ)」の名で登場し、これがハコベラ、そしてハコベに転訛したそうです。漢字の「繁縷」は漢名で、よく繁茂し茎の中に目立つ筋「縷(る)」があることから。 ☆ハコベは、「はびこりめむら(蔓延芽叢)」が変化して「はこべら」になり、さらに「ハコベ」に変化したという説がありました。「はびこり(蔓延)」は草木などが繁茂すること、「芽」は葉・茎・花が出始めたもの、「叢」はくさむらのことです。ハコベの生えている様子が、葉や茎がはびこり草むらのようになっている状態になっていることを意味しているようです。 ☆ハコベの花言葉は、「ランデブー」「愛らしい」「密会」「追憶」などだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.09 06:00:17
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