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テーマ:楽天写真館(356042)
カテゴリ:山野草
☆道端や草地の中で、3月初めからカラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)の花が咲いています。(2017年3月8日撮影)。
☆カラスノエンドウは、本州から沖縄の道端や野原など日当たりの良いところに普通に生えるマメ科ソラマメ属の越年草です。秋に芽を出して冬を越し、春になると成長して花を咲かせます。原産地はオリエントから地中海だそうです。 ☆花の形は豌豆によく似ており、淡い紫紅色をした蝶形の花です。 ☆カラスノエンドウの葉や花は、天ぷらにして食べられるそうです。 ☆カラスノエンドウ(烏野豌豆)の名は、マメが熟すと黒くなるのでカラスの名がつきました。「野豌豆」は中国での名称だそうです。「烏の豌豆」ではなく「烏野豌豆」です。 ☆昨年5月に撮影したカラスノエンドウの果実です。長さは、3~4センチ程度です。緑色の莢が次第に黒く変化し、莢が熟すると弾けて種子を周りに飛ばし広がっていきます。(2016年5月10日撮影)。 ☆カラスノエンドウの植物学での正式和名は、ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)です。植物図鑑でも、和名はヤハズエンドウが先に記載されています。小葉の先端がヤハズ(矢筈)状にくぼんでいることから名づけられました。「矢筈」とは、矢柄の本の弓弦を引っかけるための切れ込みのことです。カラスノエンドウの名が一般的に使われているようです。 ☆カラスノエンドウはマメ科ソラマメ属です。ソラマメ(空豆)の名は実の莢が空に向かってつくので名づけられたそうですが、カラスノエンドウの莢もソラマメの仲間らしく空に向かってついています。(2016年4月24日撮影)。 ☆カラスノエンドウの花言葉は、「喜びの訪れ」「小さな恋人たち」「絆」などだそうです。「喜びの訪れ」は春に温かくなると急に次々と花を咲かせること、「小さな恋人たち」は小さな花が2輪仲良く並んで咲くこと、「絆」は葉の先端が巻きひげとなって絡みつくことに由来するのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.16 06:00:09
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