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テーマ:楽天写真館(356040)
カテゴリ:山野草
☆地面にはりつくようにキランソウの花が咲いています。
☆キランソウは、本州から九州の道端や山麓に生えるシソ科キランソウ属の多年草です。 ☆キランソウは、葉腋に濃紫色の唇形花を数個つけます。キランソウの花はシソ科独特の唇形花で、先端は上下に分かれ、上唇は小さく2つに分かれ、下唇は大きく3つに分かれており中央の裂片は長く突き出し先端が浅く2つに分かれています。 ☆キランソウは、葉や花冠、萼には毛が目立ちます。萼筒は5つに分かれ、裂片の先端は細長く尖っています。 ☆キランソウの雄蕊は、長いものと短いものが2本ずつで4本あり、雌蕊は1本です。花を下から見ると、長短2本ずつの雄蕊が見えます。 ☆この花では、長短2本ずつの雄蕊の間に先端が2つに分かれている雌蕊の柱頭が見えます。 ☆こちらの花でも、雄蕊の間に先端が2つに分かれている雌蕊の柱頭が見えます。 ☆キランソウ(金瘡小草、金襴草)の名は、「キ」は紫を表す古語で「ラン」は藍色のことで、花の色に由来するそうです。「金瘡小草」の名は、「金瘡」は切り傷のことで、切り傷に生葉汁を塗ると効果がある小さな草から。「金襴草」の名は、草むらに咲き広がる様子が織物の「金襴」の切れ端のように見えることからだそうです。 ☆キランソウの花言葉は、「あなたを待っています」「追憶の日々」「健康をあなたに」などだそうです。「あなたを待っています」「追憶の日々」は地面にはりつくように咲いている様子が耐えて待つ女性を連想させるとか、「健康をあなたに」は生薬としての薬効があることに由来するようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.22 06:00:15
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