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しろうと自然科学者の自然観察日記

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2017.04.28
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カテゴリ:山野草
☆昭和記念公園の「こもれびの丘」で、ジュウニヒトエの花が咲いていました。ジュウニヒトエは、本州・四国の丘陵地に生えるシソ科キランソウ属の多年草です。(2017年4月14日撮影)。
  • ジュウニヒトエ01.JPG

  • ☆ウォーキングコース(玉川上水)でもジュウニヒトエの花は見かけますが、フェンスの中に生えているため、花の様子などを観察できませんでした。ジュウニヒトエの花を間近で観察できたのは初めてです。
  • ジュウニヒトエ02.JPG

  • ☆ジュウニヒトエの花は淡紫白色で、多数重なって密につき、4~8センチの花穂を作ります。
  • ジュウニヒトエ03.JPG

  • ☆ジュウニヒトエの花の萼片や花冠には、多数の毛が見えています。葉や茎にも多数の毛があります。
  • ジュウニヒトエ04.JPG

  • ☆ジュウニヒトエの花は、上唇は短く、下唇は長く3つに分かれています。
  • ジュウニヒトエ05.JPG

  • ☆花冠には、紫色のスジが見えます。雄蕊は4本で、外側に長い雄蕊が2本、内側に短い雄蕊が2本あります。左右の上下に合計4個の葯が見えます。雌蕊は雄蕊の上に伸びており、花柱の先端は2つに分かれているようです。
  • ジュウニヒトエ06.jpg

  • ☆この写真では、雌蕊が花冠から突き出ており、花柱の先端が2つに分かれているのがわかります。
  • ジュウニヒトエ07.jpg

  • ☆ジュウニヒトエ(十二単)の名は、花が幾重にも重なって咲く様子を古代の女官の装束に見立てたことに由来するそうです。
  • ジュウニヒトエ08.jpg

  • ☆ジュウニヒトエの花言葉は、「強い結びつき」だそうです。由来はわかりませんでした。





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    Last updated  2017.04.28 06:00:16
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