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テーマ:楽天写真館(356032)
カテゴリ:山野草
☆昭和記念公園の「こもれびの丘」で、帰化植物のセリバヒエンソウの花を見つけました。(2017年4月14日撮影)。
☆セリバヒエンソウは、中国原産で明治時代に渡来し小石川植物園から逸出したキンポウゲ科ヒエンソウ属の帰化植物です。東京を中心に分布し、神奈川県や埼玉県でも観察されているそうです。ウォーキングコース(玉川上水)では見つけていましたが、昭和記念公園では初めてです。 ☆外側の花弁のように見えるのが5枚の萼片で、上部の萼片に長さ10ミリほどの距があり後ろに伸びています。 ☆資料を見ると、セリバヒエンソウの花弁は2対あり、上側の1対は白色で下側の1対はスミレ色と書いてありました。花の中央に上下2対の4枚の花弁が見えます。下側の花弁には、切れ込みがあります。 ☆この写真でも、5枚の萼片の内側に上下2対になった4枚の花弁が見えます。その内側には雄蕊が見えるようです。 ☆昨年撮影したセリバヒエンソウの花です。雄蕊は10本ほどあり、葯は最初黄色く、その後黒紫色になるそうです。黄色い葯が11個、黒紫色のものが2個見えます。雌蕊は3本あるというのですが、わかりません。(2016年4月19日撮影)。 ☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)の名は、葉が羽状に切れ込んで芹の葉に似ているヒエンソウ(飛燕草)です。 ☆ヒエンソウ(飛燕草)の名は、花の形が燕の飛ぶ姿に似ていることから名づけられました。 ☆花の後に3つに分かれた袋状の実ができ、熟すと中にある黒い種子を弾き飛ばして広がっていきます。(2015年5月30日撮影)。 ☆セリバヒエンソウの花言葉は、「華やかな雰囲気の」「軽薄」「陽気」などだそうです。「華やかな雰囲気の」は、花の形から理解できる気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.30 06:00:13
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