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テーマ:楽天写真館(356031)
カテゴリ:山野草
☆4月下旬、今年も団地内でヒゴクサの花が咲いていました。ヒゴクサは、北海道から九州の道端や草地に分布するカヤツリグサ科スゲ属の多年草です。(2017年4月25日撮影)。
☆昨年4月に初めて見つけ、調べたところヒゴクサとわかりました。よく見ると、道端にたくさんのヒゴクサが見えます。ヒゴクサは細い根茎を地中に伸ばして、小さな群生を作るそうです。 ☆ヒゴクサは、細長い葉、雄性の頂小穂、柱頭が細長く伸びて目立つ雌性の側小穂が特徴です。 ☆何といっても印象的なのは、茎に2~3個付いている側小穂です。「トウモロコシの雌蕊を思わせるような」という第一印象を持ちましたが、雌蕊の柱頭が細長い毛のように長く伸びています。 ☆雌蕊の柱頭は3つに分かれて伸びているのですが、そこまでは確認できません。側小穂は、花期には直立していますが、果期には細い柄が伸びて下向きに垂れ下がります。 ☆棒状の頂小穂の雄花です。まだ、雄蕊の葯は出ていません。 ☆クリーム色の雄蕊の葯が出ている雄性の頂小穂です。 ☆花の終わりに時期になってきたヒゴクサです。雄蕊の葯は、花粉を出し終えたようです。雌蕊の柱頭は、受粉を終えたのか、しおれ始めています。 ☆ヒゴクサ(肥後草、籤草)の名は、最初に肥後の国で採取されたという説や、細い茎が竹細工の籤(ひご)に似ているからという説もあるそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.05 06:00:10
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