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テーマ:楽天写真館(356042)
カテゴリ:山野草
☆今年は、ウォーキングコース(玉川上水)の道端でたくさんのキツネアザミの花を見かけます。キツネアザミは、アザミのような多年草・宿根草ではないので、毎年咲く場所を変えるそうです。種が飛んで行った先で現れるそうなので、昨年の種が広範囲に広がったようです。(2017年5月3日撮影)。
☆キツネアザミは、本州から沖縄に分布し、道端や田畑に生えるキク科キツネアザミ属の越年草です。キツネアザミは、キク科キツネアザミ属の1属1種です。 ☆茎の上部が枝分かれし、枝先に紫色の多数の花がついています。キツネアザミは、古い時代に農耕とともに中国か朝鮮から入ってきたと考えられているそうです。 ☆キツネアザミ(狐薊)の名は、花の姿がアザミに似ているが、アザミと違って葉は柔らかくトゲも無く、キツネにだまされるということから。地方によっては、猟師に追われた狐が、アザミに化ける時に慌てたのでトゲを付けるのを忘れたと言う伝承もあるとのこと。 ☆キツネアザミの葉は、羽状に切れ込んでいます。アザミのような棘はありません。 ☆キツネアザミの花は、先端から薄紅紫色の筒状花がこぼれ出すかのように咲いています。キツネアザミの花の総苞は球形で、総苞片は8列に並び、外片の背面にとさか状の突起が見えます。 ☆キツネアザミの花言葉は、「嘘は嫌い」だそうです。「アザミ」にそっくりだけど「アザミ」でないところから、こんな花言葉がうまれたのでしょうか。 ☆なお、アザミ(薊)の名は、トゲを意味する「アザ」に植物名に多い接尾語「ミ」が付いたという説、トゲが多いことから「驚き呆れる、傷む、傷ましい」の意味の「あざむ」に由来する説などがあるそうです。漢字の「薊」は、「草冠+魚+刀」からなる字で「魚」はトゲトゲした骨があることを表し、トゲがあって刀のように刺す草を表しているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.16 06:00:15
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