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テーマ:楽天写真館(356038)
カテゴリ:山野草
☆5月から6月にかけて、道端でアメリカフウロの花を見かけます。(2017年5月14日撮影)。
☆アメリカフウロは、北アメリカ原産でフウロソウ科フウロソウ属の帰化植物です。 ☆アメリカフウロの葉は長い葉柄があり、5つに深く裂けて、さらに細かく裂けています。 ☆葉腋から花柄を出し、直径5ミリ程の淡紅色の5弁花を数個つけます。 ☆アメリカフウロの花のつくりは、5枚の萼、5枚の花びら、10本の雄蕊、先端が5つに分かれている雌蕊です。花をよく見ると、雄蕊は内側と外側に5本ずつあります。 ☆この花では、雌蕊柱頭が5つに分かれていることがわかります。左上の若い果実を見ると、萼に腺毛があるのがわかります。 ☆果実が成長してきました。萼とともに果実にも腺毛が見えます。 ☆アメリカフウロ(亜米利加風露草)の名は、アメリカ原産のフウロソウから。フウロソウ(風露草)の由来は、出入り口が1箇所だけで周囲が木で囲まれている草刈場を「フウロ野」と呼び、フウロソウは草刈場に生える草という意味とのことだそうです。 ☆アメリカフウロの花言葉は、「誰か私に気づいて下さい」だそうです。小さい花なので、意識しないと見すごして通り過ぎてしまうかもしれません。そんな思いで名づけられたのでしょうか。 ☆なお、昨年の5月6日朝、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で日本初の植物発見を目指す東京帝大生星野武蔵が、新たな植物を発見するという場面がありました。テレビ画面に映し出された植物(ゲラニウム・カロリニアナムGeranium carolinianum)は、よく見るとアメリカフウロでした。その発見を喜んだ森田屋と「とと姉ちゃん」の常子の家族は、祝賀会を企画するのですが、実は京都ですでに発見されていたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.24 06:00:15
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