|
テーマ:楽天写真館(356029)
カテゴリ:山野草
☆近所の雑木林の脇の道端で、キキョウソウの花が咲いているのを見つけました。キキョウソウは、初めての出合いです。(2017年5月28日撮影)。
☆キキョウソウは、北アメリカ原産の帰化植物で、東北南部以南に広く分布し、道端や芝生などで見られるキキョウ科キキョウソウ属の1年草です。『日本帰化植物写真図鑑』によると、1940年代に東京で帰化が確認されたそうです。キキョウソウは、茎は直立して下部でまばらに分岐し、高さは60センチほどになります。 ☆ヒナキキョウソウは通常茎の先端に1個だけ花を咲かせますが、キキョウソウは葉腋に数個の花をつけます。写真では、葉腋にそれぞれ1個の花をつけています。 ☆キキョウソウの茎には数本の明瞭な稜があり、稜には毛が生えています。 ☆キキョウソウの葉は、葉柄がない心臓形で互生、鋸歯があり基部は茎を抱いています。葉にも毛が生えています。 ☆それぞれの葉腋には、1個の花が見えます。 ☆この写真では、葉腋に開花した花とともにつぼみが見えます。 ☆キキョウソウの青紫色の花冠は星形に深く5つに裂けており、外側に5つの萼片が見えます。キキョウソウの花は、雄性先熟で雄蕊が先に熟して花粉を出します。この花は雄性期のようで、5本の雄蕊が見えますが、雌蕊柱頭は棍棒型で開いていません。 ☆この花は雌性期に移りつつあるようで、雌蕊柱頭が開き始めています。 ☆この花は雌性期で、雌蕊柱頭が3つに開いています。 ☆キキョウソウの果実は、熟すと中央に隙間ができます。 ☆ヒナキキョウソウの果実は上部に隙間ができますが、キキョウソウの果実は中央に隙間ができます。 ☆キキョウソウ(雛桔梗草)の名は、花がキキョウに似ていることから。 ☆茎に花や葉が互生して離れて咲くので、ダンダンギキョウ(段々桔梗)の別名があります。 ☆キキョウソウの花言葉は、「優しい愛」「人当たりがいい」だそうです。由来は、わかりませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.03 06:00:08
コメント(0) | コメントを書く
[山野草] カテゴリの最新記事
|