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テーマ:楽天写真館(356034)
カテゴリ:山野草
☆「こもれびの丘」では、キンランとともに、たくさんのギンランの花も咲いていました。1週間ほど北海道に出かけているため、5月初めの昭和記念公園での自然観察を掲載しています。(2017年5月5日撮影)。
☆ギンランは、キンランと同じように、本州・四国・九州の山地や丘陵の林下に生えるラン科キンラン属の多年草です。 ☆ギンランの葉は3~6枚で互生し、基部は茎を抱いています。 ☆ギンランの花の苞は、長さ1~3ミリの狭三角形で、下の1~2個は長くなるそうです。一番下の花には、長い苞があるのがわかります。 ☆この写真では、ササバギンランのような線形の苞が見えますが、ササバギンランの下部の苞は花序よりも長いそうです。 ☆ギンランの花は、全開していることが少ないので、写真からは花のつくりがわかりません。外花被片(萼片)は3枚で上萼片が1枚と側萼片が2枚、内花被片(花弁)は3枚で側花弁が2枚と唇弁が1枚です。花の中央には、雄蕊と雌蕊が合着した蕊柱(ずいちゅう)があります。 ☆ギンラン(銀蘭)の名は、キンラン(金蘭)に対して白い花が咲くことから名づけられました。 ☆ギンランの花言葉は、「おとなしい貴婦人」だそうです。 ☆林の中で花を咲かせている物静かで清楚な姿は、しろうと自然科学者には文字通り「おとなしい貴婦人」のように見えました。 ☆ギンランの花のつくりについては、開花した花を観察した2年前の2015年5月2日の日記で紹介しました。 ◎ギンランの花、ギンランの花のつくり(2015年5月2日の日記)。 http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20150502/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.11 06:00:09
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