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テーマ:楽天写真館(356034)
カテゴリ:山野草
☆8月12日から14日まで、新潟県県新潟市北区に行きました。新たな植物との出合いもありました。新潟市北区での自然観察を紹介しています。カヤツリグサです。(2017年8月13日撮影)。
☆カヤツリグサは、北海道から九州の田畑や道端に生えるカヤツリグサ科カヤツリグサ属の1年草です。写真で右端に見えるのは、チャガヤツリのようです。チャガヤツリについては、明日(24日)紹介します。 ☆カヤツリグサの茎(稈)は細くて硬く、高さ20~50センチです。 ☆カヤツリグサの葉は茎(稈)より短く、幅2~4ミリです。 ☆カヤツリグサの花序は、散形で複生しています。花序枝を5~10本出し、長いものは10センチになります。 ☆カヤツリグサは、花序枝が分枝し、小穂は開出しています。チャガヤツリは、花序枝が枝分かれしません。 ☆カヤツリグサの苞葉は4~6枚で、そのうち3~4枚は花序よりかなり長くなっています。 ☆カヤツリグサの小穂は、黄褐色で線形、長さ7~10ミリで15~20個の花をつけます。 ☆カヤツリグサの鱗片は広倒卵形で長さ1.4~1.6ミリ、緑色の中肋は突き出して小さな突起になっています。カヤツリグサの花は雄蕊3本と雌蕊1本で、雌蕊の花柱は柱頭が3つに分かれ、柱頭は鱗片の間から突き出して目立つそうですが、右側の花は3つに分かれている雌蕊柱頭のようなものが見えます。また、クリーム色の葯がある雄蕊がところどころに見えます。 ☆カヤツリグサ(蚊帳吊草)の名は、茎を両端から2つに裂き、蚊帳を吊ったような四角を作って遊んだことに由来するそうです。 ☆カヤツリグサの花言葉は、「伝統」「歴史」などだそうです。「蚊帳つり遊びの原料として昔から親しまれていたことや、古代エジプトでの記録紙パピルスの原料であることからイメージされたものと思われます」という記事がありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.23 06:25:24
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